想定外
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回答されたことでフィールドから退場者の待機場所へと転送されるレオン。これにより人魚の鱗は2ポイントを獲得。同点に追い付くことができた。が、それだけでは終わらない。
ヒョコッ
回答したことで場所を移動しようとしたユウカの目の前に、一匹の猫の着ぐるみが現れる。
「誰だ?」
このタイミングで現れたということは自分の正体はバレていると察したユウカは直球に質問をぶつける。すると、猫は全身を彼の前に見せると、猫のようなポーズを取る。
(これは・・・)
それを見たユウカは小さく笑みを浮かべた。
「67番、ミリアーナ」
ユウカは即座に回答する。それは、目の前の人物が誰かを判断するには十分すぎる材料だった。
『ユウカ選手正解です!!67番ネコ!!退場です!!』
やって来たばかりのネコを退場させるサル。その瞬間ユウカは小さくガッツポーズを決めていた。
「もしかして29番がレオンかな?」
その頃、仲間の到着を信じてその場から動かずに待ち続けていたソフィアはそんなことを考えていた。
「ユウカさんといたから動けなかったのか」
悪いことをしてしまったと頭をポリポリと掻きながら、頭を切り替えて次のターゲットを探しに行く。
「誰か会えるかなぁ?」
テクテクと歩きながら周囲に誰かいないかと見回すソフィア。その様子を、影から二つの目がじっと見つめていた。
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