暁 〜小説投稿サイト〜
〜異世界BETA大戦〜 Muv-Luv Alternative Cross Over Aubird Force
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らに近づいてくる。
『アホっぽいとか大きなお世話だよ!(怒 』うええ?!やっべ、お怒りだ・・・。
「す、すみません・・・。」と思わず真面目に謝罪した。
『はぁ・・・・もういいよ、タケルちゃんで慣れてるから・・・・』純夏は盛大にため息をつきながら許してくれた。
「え?」そっか、純夏はタケルちゃんにさんざんからかわれていたっけか。
『そのかわりタケルちゃんを・・・・お願いします。』
「ん?お願い??」
『もう時間が無いから簡単に説明するけど、ダイスケさんの魂は私たちの世界を救える鍵のような役割を担う性質があるの』
「どゆこと?」
『因果律導体は知っているでしょ?似たようなものって思ってください』
「ほむ・・・・・・・・」難しい話になってきたな。文系の俺にはちとハードルが高いな。
・・・ちょっと待て?!今何気に重要なこと言ってなかったか?俺の魂?え?俺死んだの?
『落ち着いて聞いてね・・・・ダイスケさんの想像通り、ダイスケさんは死んでからここに来たみたい』
「なんですとぉぉぉぉぉ?!なんでそんなことがわかるんだ??ホントなの??いや嘘に決まってるって!そもそもこれは夢だしな、はははは・・・・。」もう俺の混乱はマッハを超えている。
『夢じゃないよ。これも現実。だけどまだ不確定の現実。ダイスケさんの魂が次の世界に転移して受肉したら、それは確定になるの。』いやいや納得出来ませんて。
「・・・・受肉ってことは生き返るって事?」俺はまだ自分が死んだなんて信じられない。
『ううん、生き返るんじゃなくって転生だよ?』うーん、それってまんまラノベのよくあるストーリー展開じゃない?やっぱ夢見てるんだな、俺・・・。
『だから、夢じゃないって!』むう、純夏め、容赦ないな・・・・ええと、頭ではなんとなくわかってるんだけど、感情が認めたくないんだよ・・・。
「それにしても不思議なんだけど、これが現実なら、なんで俺は物語のヒロインと話をしているわけ?それこそ空想上の産物でしょ?」
『えっとね、ダイスケさんがいた世界と私たちがいる世界は厳密にいうと並行世界じゃなくて、別宇宙の世界なのね。』
「よくわからん。別宇宙とか言われても、俺にとっちゃゲームのストーリーだもんな。」
『そう、ダイスケさんの世界では、私たちの世界はゲームのストーリーの中のフィクションという事になってるのだけど、それはダイスケさん以外にも転生や転移した人がいて、自分がそこにいたという記憶はないのだけど、何となく思いつきで自分のいた世界を題材に物語やストーリーを作っていたりするからなの。』
『あとほかにも時空のはざまから流れて出てしまった別世界の情報がダイスケさんのいた世界の人の頭の中に入り込んでしまって、それをもとに描かれた物語やストーリーもあるんだよ
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