005話
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が空飛んで降りればいいんじゃね?」
「あっ成程キルア頭良い!!」
っと言う訳でやってくれるよね?っと言いたげに眼をキラキラさせて迫ってくるキルア、かなりいい性格をしている。だが実の所は月歩のコツを掴みたい為にマジかで見てみたいというのが本性だろう。
「おいおいこの人数を抱えて下まで降りろってか?無茶言うなよ……精々二人までしか抱えて行けねえって……」
「それなら大丈夫だろ、だって72時間あるんだぜ?」
「このクソ餓鬼意地でも自分で降りない気か……!!」
そんな事を騒いでいると外壁を引っ掴んで降りていたロッククライマーの男が猛獣に食われて空高く連れて行かれる光景が過ぎった。シャネルはこれでも降りる気…?と視線を向けるがキルアは勿論!と言いたげな顔をしている。
「なら多数決ね、このままシャネルの月歩で降りた方が良いと思う人?因みに俺賛成」
「はいはいはい!!おれはその方がいいぜ!!」
「うーん、方法も解らないしね。俺も賛成!それに猛獣の迎撃は俺達でやればいいし」
「ふむ……確かにそれなら協力し自分達の力も使っている、私も賛成だ」
「お、おぃぃ……」
結果。賛成4、反対1でシャネルの月歩を使って降りると言う事になった。
「くそぉ……お前ら俺を便利屋と勘違いしてないよな」
「全然☆この笑顔に誓って☆」
「殴りたい、この笑顔(#゚Д゚)」
「でもいざとなったら嵐脚で迎撃できるよね」
「……確かにな」
ゴン達はシャネルを酷使する事でトリック・タワーを無事降りる事に成功。結果として、シャネルは月歩でトリック・タワーを往復する事になったため全身疲労で倒れこむように眠った。
「ぁぁぁくぞぉ……てめぇら絶対覚えてろよ……」
「おいおい多数決で決めたじゃねえか」
「っつうかキルアてめぇ面白そうだからって理由で来てんのに何試験スルーしてんだよ!?自分の力でやれ!!」
「いや空飛ぶのって面白そうだったし」
「……もういや」
72時間後、無事3次試験をパスする事に成功した一同。案の定と言うべきか、試験官からは若干呆れられていたが。どうやら頂上には回転する床がありそこから党内部に侵入しそこから下へ向かっていくのが正攻法だったらしいがキルアの発言が全てをぶち壊した瞬間であった。
そして、そこで受験者はくじを引かされた。そこには狩る者と狩られる者の番号が書かれていた、これより受験者達はゼビル島という島で一週間のサバイバルバトルを行う事となった。自分の引いたくじにかかれた番号札を持っている人物を狩るっと言う物だ。
自分のターゲットのナンバープレートは3点、自分のナンバープレートも3点、それ以外のナンバープレートは1点と換算し一週間以内に6点を集めきった物が合格となるルール。
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