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幕間「エルフ娘、女教師になる」
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トの上でプラチナたんに教えてもらえば良いお』
エルフィンは、みんなに気づかれないように、外に出ようとした。
そろーり、そろーり。ゆっくり忍び足。
でも、胸が大きくてバランスが悪いし、ドレスの衣擦れの音がするし、恐らく気づかれてしまうだろうなぁと、エルフィンは悲しい気持ちになった。
『エルフ娘が逃げようとしているお』
『見逃してあげなさい、妖精さん。
正妻と側室の立場の違いできっと苦しんでいるだお……』
だが、やはりと言うべきか。
「エルフィン!アナタにも用があるから残って!」
「あぅ」
プラチナの怪力で、左手を引っ張られて、エルフィンは部屋の中へと戻されてしまった。
その過程で見てしまう。部屋の外。つまり通路に大勢の骸骨がズラリッと並んでいる。
最初から逃亡なんて不可能だった。私は籠の中の鳥しゃん。
エルフィンがそうやって諦めて悲劇のヒロインゴッコをしてストレス解消していると、プラチナが指を突きつけて話しかけてきた。
「エルフィンって暇そうだよね?」
「ひ、暇じゃないのです。
家事とか料理とか、シルバー様の文字の練習とかあるのですよ……」
「労働力はもっと有効活用すべきだと思うの」
「あぅ……?」
「シルバー様のおかげで、大量の人間の死体が手に入ったし、労働用に骸骨をもっともっと使うべきだと思うの。
軍事一辺倒なのは勿体無いしね」
エルフィンは嫌な予感がして、冷や汗を流した。
それは、豚人間に捕まって、徹底的に陵辱される前にも感じた、不安な未来への予感に似ていた。
「エルフィンに命じます!
この骸骨達の教師になりなさい!
頭が良い骸骨が増えれば、家事・農業・建築……ありとあらゆる事ができてお得だよね?
あと、シルバー様の事も、ついでに教育してね。
文字が読めないのは、さすがに支配者として学識が無いにも程があるし」
「あぅー!?」
『妖精さんはオマケ扱いかよwwwwww』
『教師がエロフで羨ましいお……』
とんでもない大役を貰ってしまった。
骸骨の教育に失敗したら、絶対、責任を取らされる。
読み書きを教えるという事は、行政組織を全て骸骨だけで構成する気満々だ。
働いてくれる部下も骸骨なんて怖い。
エルフィンのエルフ耳が、元気を失って下に垂れた。
そんな彼女の肩に、優しく触れるイケメンがいる。
10歳児にしか見えないシルバーだ。
「エロフィン、頑張れ」
『エルフ娘のオッパイばっかり見るなよwwww妖精さんwwww』
『別に押し倒しても構わないのだろう?byパミヤ・シロウ』
『あれは良いオッパイだ』
「あぅ……」
邪悪な邪神の声。その内容の数々。
きっと、近い将来、側室としての仕事をベットの上で
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