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052「 妖精さん、50億匹の人間に宣戦布告済みだった」
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こんなに素敵な娘が、自分の嫁とか最高だなぁと、誇らしげになった。
この幸せな人生が長続きする事を、心の中でそっと祈るばかりだ。

『エルフィンたんが、不安そうにオドオドしていて可愛いお』
『なんて酷い妖精さんだ。大量虐殺やった事に、全く罪悪感を抱いてないぞ……』

「ぜ、全部殺したって本当なのですか……」

エルフィンは恐る恐る、問いかけてくる。
シルバーは、特に何も考えずに頷いて、そして――

「ああ、そうだ。
このスペースコロニー……じゃなかった。この世界から、全ての人間(ハムスターマン)を駆除しようと思う。
勿論、豚人間も皆殺しにする」

「か、過去にやった政策をまた実行するのですか!?」

「うん、あいつらが居ると、この世界の残り寿命?がすごく短くなると思うから、可能な限り、この世から全部駆逐しようと思ったんだ」

「こ、この近辺だけでも50億匹ほどいるのですよ!?」

「じゃ、なおさら駆除しないと駄目だな」

「ど、どうやって50億匹も殺すつもりなのです?」

そのエルフ娘の問いに、シルバーは目と目を合わせて笑顔で答えた。

「友情(ネットの皆)と努力(ネット通販)かな……?」

「あ、あぅ?」

エルフ娘は、長い耳を下に垂らして、キチガイを見る目で、目の前のショタ妖精を見ている。
恐らく、今の彼女の心境は――

『客観的に見たら、妖精さんの発言が……一国で全世界と戦争するも同然のセリフな件』
『人口超少ないのにwwwwww億を遥かに超えるハムスターマンと戦うとかwww無謀すぎるwwww』

「や、やめて欲しいのです……。
絶対に勝てる訳がないのですよ……」

「いや、もう手遅れだよ、エルフィン」

「え?」

シルバーは西の方角を見て、残酷な事実を告げる。

「西にある人間の都市を、幾つも消滅させたから……あいつらは絶対、俺の事を許さないと思う。
俺だって向こうの立場だったら、激怒して報復するだろうし」

『妖精さんが周りを見ずに、豚人間とバトルした結果!』
『既に宣戦布告したも同然の状況になっている件!』



【内政チート】「全自動洗濯機を作って、家事を楽にしてチートする」 20世紀
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