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ネット通販は異世界最強なんだよ!(勘違い)・ω・`)ノ
051「 妖精さん、地中の太陽を拝む」
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ルバーが、劣悪人種絶滅政策を取っていた理由も、今なら分かる。
そうしないと、いずれ、このスペースコロニーがぶっ壊れて、全て燃え尽きるからだ。
どうにかして、ハムスターマンと豚人間を皆殺しにしないといけないなと、シルバーは思った。
それはとっても壮大で、雄大で、偉業で、世界史に名前を残すどころか、トップレベルの英雄になれそうな労力が必要だ。
そして、鉄資源に、とんでもない価値があるのも理解できた。
あの時、会話したドンのセリフを、今なら納得できる。
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「無視するんじゃないのぜぇぇぇ!!!
空を飛べるからって、調子に乗るのもいい加減にするのぜぇぇぇぇ!!
亜人は、俺達、人間のために存在するっ!下等生物なのぜ!
さっさと自害するのぜ!これは人間様の命令なのぜ!
村の周りに布設した、怖い物体を除去するのぜぇぇぇぇ!!」
「返さないと、村を爆破するぞー!
子供達が不幸になってもいいのかー!」
「元はといえばっ!お前のせいで、俺らの生活が破綻したのぜぇぇぇぇ!!!」
「はっ?」 シルバーは呆けた声をあげた。
「お前らの村がっ!
安い鉄を使って!
鍬を量産したせいでっ!鉄の相場が崩壊して俺らが生活できなくなったのぜ!
だから、これくらいの事はやっても良いのぜ!
それが分かったら!自害するのぜ!これは命令なのぜ!」
『なぜ、鉄の相場が下がるwwwww』
『たった10トンで相場が崩壊だとっ……!?』
『妖精さん……明らかにこれ、口からデマカセだぞ……。
いくらなんでも、たった10トンの鉄で相場が崩壊するのはありえない事だ……』
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スペースコロニーを、掘れば、金属資源は豊富に出るだろう。
だが、それらを採掘して掘り出す事は、生活空間そのものを破壊する事を意味する。
必然的に、安全に採取できる金属資源は少ないはずだ。
金属製の備中鍬に、とんでもない価値がある理由も、これで説明がつく。
「……俺の人生が詰んでいる気がするのは、何故だろう?
全世界で穴を掘るの禁止しないと、不安すぎる……」
『妖精さん』
「ん?」
『内政チートして、文明発展させて頑張れ!』
『技術を発展させて、スペースコロニーを修理すればいいお!』
『うむ……努力すれば……ワンチャンスだ』
「そういえば……ネット通販に、地球人の奴隷を購入できる一覧があったような……?
科学技術を地球の皆と一緒に発展させれば、ワンチャンスかなぁ?
やっぱり省エネな科学技術は、日本人が一番?」
『それはらめぇぇぇぇぇ!!!』
『こんな、いつ崩壊するか分からない危険地帯に、人を放り込んじゃ駄目えぇぇぇ!!』
ネッ
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