暁 〜小説投稿サイト〜
ネット通販は異世界最強なんだよ!(勘違い)・ω・`)ノ
045「 妖精さん、豚人間の進化前を知る」
[1/4]
[8]
前話
[1]
次
最後
[2]
次話
地下室から次々と、戦意に溢れるハムスターマンが出てきた。
ドンと同じ記憶を持った個体が、空中にいるシルバーを激しく睨みつけ、叫ぶ。
「ふざけるんじゃないのぜぇぇぇぇ!!
俺達が何をしたというのぜぇぇぇぇ!!
人間様に歯向かって、ただで済むと思っているのぜぇぇぇぇ!!
今すぐ自害して、殺した同胞に謝罪して地獄に行くのぜぇぇぇぇぇ!!!」
『妖精さん、小声で詠唱している奴らがいますぞ』
『あらやだ、この長は囮だわ!』
シルバーは容赦なく、自動拳銃の銃口を、ドンの頭に向け、引き金を引いた。
乾いた銃声が響き、ドンの頭に穴が開く。
更に破片手榴弾を3個投擲して、ハムスターマンを6匹ほどに致命傷を与える。
『妖精さん、近距離武器で無双している件』
『拳銃で狙撃している時点で、手馴れているにも程がある件』
『豚人間と殺し合いやりすぎて、名ガンマンになってしまったのだな……うむ』
醜い生態を持つ
人間
(
ハムスターマン
)
を皆殺しにする気満々なシルバー。
ネットの皆に『虐殺行為』の言い訳をするために、地上を蠢く連中に冷たく言い放つ。
「おい、魔法の詠唱をこっそりするのやめろよ。
交渉の場で喧嘩売られたら、買わないといけない立場なんだからさ。
死にたくなかったら、俺の質問だけに答えろ。
動けば殺す、喋れば殺す、逃げても殺――」
『まだ、こっそり詠唱している奴らがたくさんいる件』
ショタ妖精は、ネット通販から破片手榴弾を購入して、何度も投げつける。
また、ハムスターマンが10匹単位で死んだ。もう、残り60匹ほどしか生き残っていない。
「喋るな、詠唱するなと言ったはずだ。
お願いだから、黙ってくれ……ん?」
シルバーは違和感に気づく。
そこに、ハムスターマン達が、言い争っている現場があった。
「長たちぃー!やめるのぜー!
その呪文を詠唱したら!今度こそ世界が滅びるのぜぇー!」
「うるさいのぜぇー!
もう!これしか生き残る手段がないのぜぇー!」
『同士討ち?』
『こんな状況で内部分裂とかwwww親から記憶を継承した意味がないwwww』
手に槍を持ったハムスターマン達が、長の記憶を持つ連中を追い掛け回している。
どうやら、同胞同士で一生懸命、殺し合っているようだ。
外見から区別は付かないが、口調とやり取りでシルバーは、そう理解した。
「長はすぐに死ねぇー!先史文明と同じ過ちを犯す気なのぜぇー!?」
銃弾が勿体無いと思ったシルバーは、見物に徹する。
魔法はある程度、距離を取れば怖くはない。
労力を払わずに、勝手に奴らが殺し合ってくれるのは、好都合だ。
そうやって、ゆったり構えていると、ネットの皆から貴重な警告がやってくる。
『妖精さん、あいつ
[8]
前話
[1]
次
最後
[2]
次話
※小説と話の評価する場合はログインしてください。
[5]
違反報告を行う
[6]
しおりを挿む
しおりを解除
[7]
小説案内ページ
[0]
目次に戻る
TOPに戻る
暁 〜小説投稿サイト〜
利用規約
/
プライバシーポリシー
利用マニュアル
/
ヘルプ
/
ガイドライン
お問い合わせ
2024 肥前のポチ