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ネット通販は異世界最強なんだよ!(勘違い)・ω・`)ノ
043「 妖精さん、人間の生態に嫌悪感を抱く」
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ない。10匹同時だ。

「「今、やられたのは、長のコピーの一つに過ぎないのぜ!
魔法で殺してやるのぜぇー!」」

「はっ?」

シルバーは、意味不明な事態に呆然とした。
だが、手だけは動いて、次々とネット通販から、手当たり次第、安い順に購入した爆弾を投げて投げまくる。
毒ガス手榴弾、破片手榴弾、ホモ爆弾、ありとあらゆる爆弾が、ハムスターマンに炸裂するが、彼らの戦意は全く衰えない。
まるで、ナポレオンが率いるフランス大陸軍みたいな、無駄に戦意が熱い軍隊のようだ。

(あ、そうか)

ようやく、シルバーは気が付いた。
ハムスターマンは『親から記憶を継承している』
つまり、安定した品質の兵士を、大量生産できる種族なのだ。
この化け物種族相手に、シルバーは優勢なのは、相手の攻撃が届かない位置から、爆弾を落としているおかげである。

『殺しても殺しても、歯向かってくる件』
『うむ……損害度外視で戦える時点で強敵だな……』
『クローン兵だ、SFっぽくてワクワクするぞ!』

「人間様の偉大なる魔法を見せてやるのぜぇぇぇぇぇぇぇ!!」

ハムスターマン達は、ひたすら詠唱を続ける。でも、魔法を使った個体は、未だにゼロだ。

『詠唱が長い!?』
『魔法がすごくても、これじゃ意味がない!?』

どう見ても、ハムスターマンが使う魔法は、実践向けではない。
だから、シルバーは、戦闘中にも関わらず、ツッコミを入れてしまった。

「なぁ、魔法を使うのに、どれくらいかかるんだ?」

「言う訳ないのぜ?」「10分後にはお前は火ダルマなのぜ!」
「俺らの慈悲に感謝するのぜ!不幸エネルギーが発生しないように頑張っているのぜ!」

『ちょwwww時間かかりすぎwwww』
『明らかにwwww機械とかwww何かの補助ないと実戦に使えんだろwwww』
『不幸エネルギーって何wwwwww?』

このまま、戦いが長引けば、火ダルマにされる。
その可能性を知ったシルバーは、さっさと決着する道を選んだ。

「……これから村の一部を爆破するぞー!
5秒以内に降伏すれば、レンタル料金が3倍程度で済むぞー!」

叫びながら、シルバーは爆破しても良さそうな設備を見る。
家屋は大火事になりそうだ。
ならば残るのは――ハムスターが大量に実った気持ち悪い木。
これなら良心の呵責なく、爆破できそうだ。
ネット通販で、細長い棒状のダイナマイトを購入。
それを地上めがけて放り投げる。地面へと落ちる。
シルバーは銃口の先に、ダイナマイトを見据え、銃弾をプレゼント。
見事にダイナマイトを構成するニトログリセリンに着火。数十本の木々と、5件の家屋を吹き飛ばす大爆発を引き起こす。
もちろんハムスターマンも100匹単位で巻き添え
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