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042「妖精さん VS 人間3000匹」
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量が遥かに上っ!なのぜっ!
正面から戦えば、俺達が圧勝するのぜ!
むしろ、製鉄技術を寄越すのはっ!お前らの方なのぜぇぇぇ!!
理解したら、さっさとドワーフどもを寄越すのぜ!
以前みたいにっ!ミカドワを徹底的に扱き使ってやるのぜ!今度は逃げられないように足を切断してやるのぜ!
再生した傍から、切断しまくって後悔させてやるのぜぇぇぇ!!」

「うわぁ……猟奇趣味?
ダイナマイトを使いたくなってきた」

『跳躍地雷に包囲されて、骸骨軍団に二重包囲されて詰んでいる状況で、このセリフ』
『話すだけ無駄と思うのは何故だろうか……?交渉は難しいな』

この瞬間、ドンの言葉のせいで、シルバーの脳裏に、ミカドワの傷だらけの小さな背中が思い浮かんだ。

〜〜〜〜
「アタイは、あいつらに許せないくらい深い恨みがあるんだ。
これ以上は……話したくないね。人間どもの話をするだけでイラつくよ。
あと、そこのお前達!
さっきから覗いているのは知っているんだよ!」
〜〜〜〜

真っ赤なポニーテールが似合う、彼女の辛い過去を知れるチャンスだと理解して――

「……ミカドワって誰だっけ? 」 ショタ妖精はカマかけを行った。

『妖精さん!?合法ロリの裸を覗いたのに忘れたの!?』
『若いのに認知症か!?』

ドンは大笑いしながら、シルバーの期待に応える。

「ミカドワはっ!この村の奴隷だったのぜ!毎日たくさん躾をしてやったのぜ!
ミカドワの恋人の手足を引き裂いて、川に捨てて、二度と逆らえないように躾ってやったのに……許せない事にっ!反乱をっ!起こしてっ!他のドワーフ達と一緒に逃げてしまったのぜ!
俺様は亜人どもに賠償と奴隷を要求するのぜぇぇぇ!!」

『ロリドワーフを虐めただとっ……!』
『妖精さん、スケさん、カクさん、この鼠を殺っちゃいなさい!』
『ミカドワたんが恨んでいるのは、恋人を殺されたからだお?』

ネットの皆と同じ事を、シルバーは思った。
ハムスターマンの非道に嫌悪感を感じて、ダイナマイトで吹き飛ばしてやりたくなる。
だが、ここで激怒して大量虐殺をやるのは、君主としてはダメだろうと自制し、対話を健気に再開するのだった。

「奴隷制度か……俺の所も、生活に困った連中を保護するために、奴隷制度やっているけどさ。
無意味に虐めるのは、嫁が禁止しているんだ(体の傷はすぐ治るが、心に深い傷を負ったら、労働効率が悪くなって不経済的な意味で)」

「とんだ甘ちゃんなのぜ!
奴隷は、毎日、殴ったり、指を切断したり、剣で刺さないと分からないのぜ!
これだから、亜人は格下すぎる生き物なのぜ!
人間様を尊敬して見習うと良いのぜ!ゲラゲラゲラッ!」

「……なぁ、ドン。
お前じゃ話にならない。
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