暁 〜小説投稿サイト〜
ネット通販は異世界最強なんだよ!(勘違い)・ω・`)ノ
041「妖精さんの、跳躍地雷包囲網」
[2/3]
[8]
前話
[1]
次
[9]
前
最後
最初
[2]
次話
に見せつけてくれるとありがたいです!」
「あ、ああ、最小限の犠牲で終わらせてみせるよ、プラチナ」
ショタ妖精は、気軽に言った。だが、ネットの皆は――
『いや、最近の妖精さんの戦い方を見ていると……』
『村壊滅フラグにしか見えないのだがな……』
『妖精さんwwww下手したら万単位で、豚人間を虐殺しているのにwwww
説得力が欠片もない事を言うなよwwww』
そんなツッコミの数々を無視して、シルバーはプラチナに問いかける。
「プラチナ……気になった事があるんだが」
「はい?」
「村の周りに、たくさん穴を掘った跡ががあるんだが……あれは一体、なんだ?
周りに
人間
(
ハムスターマン
)
の死骸がたくさんあるぞ……?」
「あ、言うのを忘れてました」
プラチナは、子供のお遣いにいったような軽い気持ちで、言葉を続ける。
「村の出入り口付近に、跳躍地雷の在庫をたっぷり埋めたんです!
だから、ハムスターマンはほとんど逃げずに、あの村で生活してますよ!
つまり、地雷と骸骨による二重包囲網です!
そこにシルバー様を加える事で、空からの三重包囲網が完成して最強なんです!
あ、地雷を勝手に使ってすいませんでした!」
『ひでぇwwwww』
『地雷を封じ込め作戦に使うとかwww頭が良すぎるwwww』
『ちょwwwwどうやって村の入口に、地雷を布設したwwww』
『自称、人間ざまぁwwwwww』
シルバーは、地雷の有効利用っぷりに、むしろ感嘆するしかなかった。
誰も想像しないような使い方だから、きっと歴史に残るだろうなぁと思うしかない。
「あ、うん。
次からは、ちゃんと伝えてくれればそれで良いんだ。
じゃ、行ってくるよ」
「はいシルバー様!
皆さんつー!応援しましょうー!
拍手ー!
拍手をやめた村は、一ヶ月間、備中鍬のレンタル料金が2倍になりますよー!」
銀髪ロリの恐ろしい脅迫に、亜人達は屈するしかなかった。
『金属製の農業器具』を貸してもらえる、その時点でありがたいにも程があるのだから。
「わ、分かるんだよー!
シルバー様は偉大なる死の支配者なんだねー!」
「人間を皆殺しにしてくれるのは嬉しいですだぁぁぁぁ!!」
「シルバー様ばんじゃーい!」
「にゃっにゃっ!
正義の大量虐殺バンジャーイ!」
何十人もの拍手が煩く、場に鳴り響く。
シルバーは、自分が恐怖政治をやっていると理解しつつも、村のため、嫁のため、理想のため、空を飛ぶ。
目指す先は、二重包囲された人間の村。
『人間、人間ってうるさいお……。
鼠の格好をした化け物が、どうして人間なんだお?』
『うむ……、しかも口調がうざったいからな……。
なぜ、彼らが人間という種族名なのか、
[8]
前話
[1]
次
[9]
前
最後
最初
[2]
次話
※小説と話の評価する場合はログインしてください。
[5]
違反報告を行う
[6]
しおりを挿む
しおりを解除
[7]
小説案内ページ
[0]
目次に戻る
TOPに戻る
暁 〜小説投稿サイト〜
利用規約
/
プライバシーポリシー
利用マニュアル
/
ヘルプ
/
ガイドライン
お問い合わせ
2024 肥前のポチ