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039「妖精さん、ロリドワーフの過去の傷を知る」
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知っているんだよ!」

ミカドワが、右手に持っている薬草石鹸を、塀へと投げつけた。
塀へと当たり、石鹸が裏庭を転がる。

『せっかくの石鹸さんがぁー!』
『泡で白濁になった合法ロリのシーンが見れないー!?』
『いや!見ろ!ミカドワたんの裸体は美しく輝いている!』

ちょうど、ロリドワーフ娘の裸を隠していた布も空を飛び、今の彼女のうつくしい肢体を隠すものは、何もありはしなかった。
ネットの皆は喜びの声を上げて、ミカドワの身体を絶賛する。

『キター!ミカドワたんの裸っー!チッパイー!』
『妖精さんをけしかけて良かった!寄付金千円追加するわ!』
『たまらん健康的な肌だお!この娘もお嫁さんにするんだお!妖精さん!』

塀の向こう側からは、覗きをしていた、男のドワーフ達の声が響いた。

「「姉御に気づかれたー!逃げろぉおー!!!」
「「領主様に、姉御を取られるのは嫌だぁぁぁぁ!」」
「夜這いして寝とっておけば良かったぁぁぁぁ!!」
「今の発言した奴はぶっ殺す!」「誰だ!今の糞野郎は!」

シルバーは、ミカドワに迷惑をかけた詫びに、腰のホルスターから自動拳銃を引き抜き、頭上へと銃口をかかげ、引き金を引いた。
ターン!
乾いた銃声が響き、興奮したドワーフの男たちは静まり返る。
そこにシルバーは、冷たい声で――

「ミカドワに夜這いした奴は、俺が体に穴を開けてやる。
彼女と夫婦になりたいなら、ちゃんとプロポーズしろよ。
お前ら、豚人間か?豚なのか?
無理やりレイプは良くない」

『借金を利用して、エルフ娘を嫁にした男のセリフでござる』

「「す、すいませんでしたぁぁぁぁぁぁ!!
領主様ぁぁぁぁぁぁ!!」」
「「ひぃぃぃぃぃ!!
やっぱり恐ろしいお方だぁぁぁぁ!!!」」
「「姉御の事をよろしくお願いします!幸せにしてやってください!」」

銃に恐怖したドワーフ達は、土下座して、小さな独裁者にひれ伏す。
これで、ミカドワが無理やりエッチィ事をされる可能性が激減し、ショタ妖精の罪滅ぼしは終わった――

『どつちも覗きをした現行犯な件』
『妖精さんが言っていいセリフじゃないお』

そして、新しい謎が生まれる。
ミカドワの辛い過去だ。人間の事を恨みすぎて、心を苦しめる精神的なトラウマがありそうな雰囲気だった。
錆びた剣で斬られる以上の、深くて悪質な行為を、シルバーは全く想像できない。

『ミカドワちゃんの恨みって何だお?』
『うむ……何か、とても辛すぎる過去があったのだろうな……』
『たぶん、ミカドワちゃんも非処女だお……おかしいお……
異世界は処女だらけじゃないのかお……?エルフィンたんも豚人間のせいで中古だし、新品はプラチナたんだけだお?』
『あんな可愛い娘が処女な訳が
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