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037「妖精さんと、劣等人種絶滅政策」
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「そりゃ問題になりますよ、シルバー様。
でも、指導者は舐められたら人生終了なんです。
やられたらやり返さないと、他の集落まで真似して、大混乱になります。
今なら犠牲者が最小限で済む、そんな決断をするタイミングなんです。
シルバー様は、僕よりも、政治経験豊富だと思ったんですけど……色々と忘れてしまったのですか?」

「ああ、全く思い出せないよ。
以前の自分が何をやっていたかなんてね。
今はプラチナのために頑張る、ただ一人の男だよ」

一人の領主として、一人の男として、シルバーがやる事は決まっている。
嫁達と領民の生活を守るために戦い、勝利する。ただ、それだけだ。
一応、情報があった方が良いから、詳しい生態をプラチナから聞こうとすると――彼女はとんでもない事を言い出した。

「でもよく考えたら人間……いや、ハムスターマンは、下手したら豚人間並に下品なクズですよ?
繁殖力も、男と女の両方が産まれる事を考えたら、豚人間並にありますし。
でも、寿命がたった30年な時点で、下等な生き物だと思いますね。
排泄奴隷や生産奴隷なんて制度を使っている集落がたくさんあるそうですから、下手したら豚人間以下かも……?」

「排泄奴隷?」

「ウ、ウンコを食べて処理する奴隷の事です!」 プラチナは顔を赤らめて叫んだ。

『銀髪ロリにウン●発言させる妖精さんが、まじ鬼畜』
『そういえば、妖精さん、トイレでウンコした事あったか……?』
『確かに妖精さん、一度もトイレでウンコ……?いや、三回くらい行ったけ……?』
『身体を構成している細胞がロボットな時点で、食べ物をほとんど消化・吸収している件』
『恐らく、体内の要らない物質を、お尻以外から出しているな……そうじゃないと、妖精さんがオシッコばっかりやっているのは可笑しい……』

トイレすら監視される生活しているショタ妖精は、恥ずかしい気持ちになった。
このまま、下世話な質問を続けるかどうか悩んだが、知らないままで済ますのは良くないと思い、シルバーは残酷にも言葉を続ける。

「生産奴隷って何だ?」

「子供をひたすら産むのが仕事のメスです。
だから、数だけは豚人間並にいるんですよね、人間……いや、ハムスターマンって。
生態も、僕達と全然異なりすぎて、なんか共存が難しそうなんですよね……見ているだけで気持ち悪いというか。
なんで、あんな生物がいるんでしょう?
豚人間はエロくて下品ですけど、人間は怖くて下品です……」

恐ろしいほど大量にいる。
そのことに疑問を抱いたシルバーは、転生する際に見た、キャラクターメイキング画面の種族欄を思い出した 。
〜〜〜〜
@猫 宗教的に優遇されています。
★A人間 滅亡寸前です。?
Bリザードマン 湿地帯で大勢力
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