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031「妖精さん、遺伝子を検査する」3章おしまい
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で、そういう展開をよく見ないか?」

ここまでシルバーが説明した事で、ネットの皆も理解したようだ。
細胞を普通に分裂して増やせば、劣化する。
だが、亜人みたいに細胞を一つ一つ、新しく作る事が可能ならば――

『うむ……細胞を分裂ではなく、毎回新しく作れば……確かに劣化しないな……
なるほど、それが不老の秘密という訳か……』
『超小型ロボットを作れたのにwwww科学文明崩壊した未来世界とかwwwシュールすぎるwwww』
『ロボットはあるのに、備中鍬すらない荒廃した世界だお?』

「プラチナと、エルフィンの細胞も取って、拡大して見てみよう。
ひょっとしたら、妖精だけ……こんな変な細胞なのかもしれないし」

シルバーはそう言って、後ろで眠りこけている嫁達のオッパイから、新鮮な細胞を採取した。

『やだ、このショタ妖精、オッパイ魔王だわ』
『細胞を取るために、オッパイイッパイの刑だな……うむ……羨ましい』

〜〜〜〜〜

吸血姫とエルフ娘。
結局、どちらの細胞も、細胞の中心を構成するのは――超小型の工場だった。
血液から、恐らく動力源となるエネルギーを採取して、小型ロボットを量産し、新しい細胞を生産し、外敵を排除し、細胞内部の設備を管理する。
亜人は、そんな不思議な細胞で構成された、謎生物だった。
機械人間と言った方が良いかもしれない。

「亜人って、どこから来た生物なんだ……?
小型ロボットって、俺の居た時代じゃ、実現不可能だったろ……?」

ここで、シルバーは思い出す。
ペロペロ党と戦う前。洞窟に入ろうとした時、ネットの皆とした会話を――

〜〜〜〜〜〜

『俺、地球で妖精さんやっているお。
妖精の羽は、魔力の塊だお。
小さくすれば屋内で快適に暮らせるお。
快適ニートライフだお』

「地球にも……妖精がいるのか……?」
〜〜〜〜〜〜

なんと、過去の地球にも妖精さんがいた、そういう事になる。
こんな超科学の結晶体が、21世紀の地球にいるとは思えないシルバーは、恐る恐る、ネットの皆に問いかけた。

「なぁ、お前ら……今、住んでいる時代を言ってくれ。
なんか、凄く悪い予感がする」

『2141年だお』
『2001年だが……どうかしたのか?』
『1988年なのぜ』
『2016年でございます』

「お前ら!?
バラバラの時代からアクセスしているのかよ!?
1988年とか、動画サイトないだろ!?どうやって動画をアップロードしているんだよ!?」

『動画サイトが普通にある時代なのぜ?妖精さんは何を言ってるのぜ?』

「いやいや!?
確かな事は俺も知らないけど、さすがにその時代に動画サイトはありえないだろ!」

『う、うむ……おそらく、色んな並行
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