愚かな変態野郎の錯覚 【シベリア香川】
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「あっ、ぽっぺに付いてるわよ?」
「え、本当で……」
ボクは言葉を途中から言うことができなかった。
それは………
絵里さんに唇を奪われたからだ………
エクセレントゥ!!
でもさ、やっぱり絵里さんに勉強を教えてもらいたいよねっ!!
それなら合格間違いなし!!
「そしてこれはこうして………」
「あっ、なるほど!」
「キミ、のみこみ早いわね〜」
「いえ、絵里さんの教え方がいいんですよ」
「ふふっ、ありがとう」
そして絵里さんはボクにさらに近付いてきた。
絵里さんの大きな2つの膨らみがボクの腕にギューッと当たっていた。
「あ、あの〜絵里さん……その〜……当たってるんですが……」
「ん、な〜に〜?意識しちゃう?」
「そ、そりゃあ……」
「ふふっ、嬉しい」
「えっ……?」
そう言った絵里さんはさっきよりももっと強く引っ付いてきて、ボクの耳に口を近づけて………
「それじゃあ………"違うお勉強"………しましょうか」
そしてボクと絵里さんは…………
キタァッ!!
うぉおおおおおおおおおおお!!!
よし、告ろう!
ここまで来たらやるしかない!!
と思ったものの、一歩踏み出せずにいました。
ヘタレでごめんなさい。
チキンでごめんなさい。
そしてついに……合格発表の日!ついにこの話のメインだねっ!
……………えっ、違う?
「あった……」
「私も……」
「同じく……」
「「「やった〜!!!」」」
ボク、亜里沙ちゃん、雪穂ちゃんは自分の番号があるのを見て喜んだ。
あっ、絵里さんだ!
よし、今こそ告白を…………
あれ?
あの男の人………誰だ?
亜里沙ちゃんは『お義兄ちゃん』って言ってる……
「ねぇ、雪穂ちゃん……」
「なに……ってなんで泣いてるの!?」
「え……いや、ちょっと……合格したのが嬉しくてね。それより、あの男の人は?」
「あぁ、絵里さんの"許嫁"だよ」
「へぇ……許嫁……か………」
ボクの雪のように降り積もった恋心は、いとも簡単に溶けていったのでした………
ボクは錯覚してた……そうなんだね……バカだね……
戻りたい………
その後、小学生のときにスカートをめくったことのあるボクを慰めてくれた雪穂ちゃんと付き合うことになりましたとさ。
めでたしめでたし………
本日のハイライト!
「絵里
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