恐怖の玉避け合戦 【白犬のトト】
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は助かり、相手がアウトになる
6,初期人数は内野4人、外野1人とする
7,衣服も体の一部とする
8,外野から内野への移動方法はなし
「こんなところかしら?何か意見があればちょうだい」
みんなが必死にルール用紙を見る中絵里が声を上げる。
若干の沈黙の後みんなが首を縦の振る。
これでルールも完璧だ。
「ねえねえ、これにさ。負けた方が勝った方になにかおごる賭けしない?」
「お、面白そうやん♪」
「穂乃果、賭け事ですか・・・?」
「ジュース一本とかなんだからいいじゃんそれとも海未ちゃん、勝つ自信ないとか?」
「な、そんなことありません。いいでしょう、ここで穂乃果の財布を軽くして見せます」
「だ、大丈夫なのかな?・・・」
「凛も、手持ち少ないよ?」
「は、はは・・・もしあれだったら僕が代わりに出すよ?」
「そ、そこまでしなくても大丈夫だよ?」
「うん!いくらなんでもそれは悪いにゃ・・・それに、勝てばいいんだにゃ!!」
トントン拍子に決まってしまった賭けの話に心配になる花陽と凛。それをそっとなだめる春人。
この光景ももはや見慣れたものとなってしまった。
「よし決定!!じゃあ早速移動しましょうか」
この言葉にみんなでおーと答えてグラウンドへと移動した。
☆
グラウンドへと移動した10人の戦士はグラウンドに線を引いてそれぞれのチームに分かれて一列に並ぶ。
まるで試合前の挨拶のようだった。
「さて、それじゃあ始めましょうか」
ボールをバウンドさせながらいう絵里。
先ほどじゃんけんを行い、ボールの所有権はBチームが獲得した。
絵里の合図とともに両方お辞儀。本当にスポーツ団体戦みたいだ。
「じゃあ・・・始めましょうか?」
いつの間にか乗り気になってにこが声を上げるとともにそろぞれポジションについた。
Aチームはことりが、Bチームは穂乃果が外野になっている。
「さあ、行くわよ?」
緊張の一投目。
絵里が思いっきり振りかぶって投げる。
元々の運動神経がいいからか放たれたボールはかなりの速さを持って飛んでいき、真姫の横ギリギリを通過していく。
「ちょ、ちょっといきなり本気すぎないかしら!?」
「これが勝負、だからだよ!!」
「ちょっ!?」
なんとか躱した真姫だが外野で受け取った穂乃果がそのまま流れるように真姫に向かってボールを投げる。
気を遣ってなげられた若干遅めのボールは真姫の背中に当たる。
しかし・・・
「いきなり間抜けさらしているんじゃないわよ!」
真姫に当たったボー
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