恐怖の玉避け合戦 【白犬のトト】
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めたのか溜息を吐くにこ。そして・・・
「わかったわよ。やればいいんでしょやれば!!」
「やった!」
にこの了承も得れてガッツポーズをとる穂乃果。
「でもやるのはいいけど人数どうするのよ」
ドッジボールは二つのグループに分かれて行うものである。そのため偶数でないときれいに分けられないのだがμ`sは9人と綺麗に分けることができない。
一人を審判にするというのもいいがそれだと審判が少しかわいそうだ。
あたりまえの疑問だがこれについても穂乃果は元気よく答える。
「大丈夫だよ!!考えがあるんだ!!」
「他にかだれか誘うの?」
「えへへ、それはね〜・・・」
☆
「・・・で、僕が呼ばれたということですね」
「うん!だからよろしくね!!」
「まあ・・・いいですけど」
人数を偶数に合わせるために呼ばれたのは高橋春人。
花陽と凛の幼馴染で、そんな彼女たちを裏から支えている人の一人である。
これで人数は十人。
偶数になって綺麗にチーム分けを行うことができる。
「よし、これで人数そろったね!!じゃあさっそく組を分けよう!!」
ドンと音を立てながら穂乃果が箱を机の上に置く。
いつの間にか作ったくじ引きみたいだ。
「この中に1と2が書かれた紙が5枚ずつ入っているからみんな1枚ずつ引いてね!」
その言葉に倣ってみんなが1枚ずつ髪を引きチーム分けが終わる。
結果はこうなった。
Aチーム
希、にこ、真姫、海未、ことり
Bチーム
絵里、穂乃果、花陽、凛、春人
「こんな感じだね!!」
「がんばろ!海未ちゃん!!」
「ええ、ことり」
「ふふふ、勝負よ!希」
「まけへんで?」
「凛ちゃん、春人くん、頑張ろ?」
「にゃ?」
「うん!」
「チームはこれでいいとしてルールはどうするのかしら?」
「ルールは私がさっき即席で考えたわ」
にこの質問に対して絵里が一枚の紙を机の上に置く。
そこにはルールが箇条書きで書かれていた。
1,相手チームの投げたボールが自分の体にノーバウンドで当たったらアウトとなり、外野に移動する(ただし顔はセーフとする)
2,人に当たったボールを他の人が地面に着く前に捕球した場合はセーフとする(相手チームが捕球してもセーフとする)
3,内野の人数が先に0になったチームの負けとする
4,人に当たったボールがバウンドせずに同じチームの人に当たった場合は2人ともアウトになる
5,自分にボールが当たり、更にそのボールが相手チームの人に当たって地面に落ちた場合は自分
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