暁 〜小説投稿サイト〜
転生とらぶる
機動戦艦ナデシコ
1470話
[3/5]

[8]前話 [1] [9] 最後 最初 [2]次話
…のか?
 原作ではフェイスになっていたけど、あれはどうみてもデュランダルが自分と肉体関係にあるタリアを優遇した結果だったしな。
 自分の手駒が必要だったという思いもあったんだろうが。

「なら、こっちはヤンマとカトンボでしょうね。ただし、メギロートとファブニールは攻撃を控える感じで」
「うん? ヤンマとカトンボは何度か戦闘してるだろ?」
「ええ、何度か……ね。けど、まだ戦闘した回数はそんなに多くないのよ。だからこそ、ここで出来るだけ多くの戦闘を繰り返して、データを蓄積しておきたいの。多分大丈夫だとは思うけど、古代火星文明の生産プラントを使って作ったヤンマとカトンボをシャドウミラーの技術で改修したでしょう? であれば、その辺をしっかりと確認しておきたいのよ」
「あー……なるほど。うん、それは何となく分かる。じゃあ、取りあえずそういう事で……それぞれ1隻ずつでいいのか?」
「それだとちょっと足りないかしら。BETAの間引きを含めてもっと大々的にやりましょう。それぞれ5隻ずつくらい出す感じて」
「それは……」

 ちょっと過剰戦力じゃないか? そう思った俺は決して悪くはないだろう。
 実際BETAというのは個々の能力は決して強い訳ではない。
 それこそ、バッタと同程度……いや、要撃級辺りになればバッタをどうにか出来るか?
 けど、少なくてもBETAの中で最も数の多い兵士級はバッタと同程度といったところだろう。
 そんなバッタを相手に無双したメギロート……そして何よりファブニール。
 カトンボやヤンマも、シャドウミラーの改修により凶悪な能力を持っている。
 いや、純粋な攻撃力という意味では以前と変わらないが、継戦能力が上がったと言うべきか。
 ブラックホールエンジンにより、相転移エンジンのような地上でのエネルギー不足の類はなくなっている。
 更にはディストーションフィールドと比べても高い防御力を誇るG・テリトリーやEフィールドといった各種バリア。
 ああ、でもカトンボはレーザーを装備しているけど、主力は実弾兵器のレールガンとミサイルだ。
 この辺はシャドウミラーとして活動する上で継戦能力が不足するので、重力波砲を何種類か装備するようにした方がいいかもしれないな。
 実際、ナデシコ世界での最後の戦いの時も、弾数が不足して最終的にはレーザーを使って敵を攻撃していたという話だったし。

「ヤンマとカトンボを更に改修するのが目的か?」
「それもあるわ。ただ、長時間運用した上で何か不具合が出ないのかの方が重要よ」
「分かった、ならそっちの件は任せる。……ああ、それとカトンボの改修場所だが、武装にビームや重力波砲の類を導入してくれ。折角ブラックホールエンジンを搭載しているのに、エネルギー兵器が威力の弱いレーザーだけってのは色
[8]前話 [1] [9] 最後 最初 [2]次話


※小説と話の評価する場合はログインしてください。
[5]違反報告を行う
[6]しおりをはさむしおりを挿む
しおりを解除しおりを解除

[7]小説案内ページ

[0]目次に戻る

TOPに戻る


暁 〜小説投稿サイト〜
利用規約/プライバシーポリシー
利用マニュアル/ヘルプ/ガイドライン
お問い合わせ

2024 肥前のポチ