第2章 魔女のオペレッタ 2024/08
最後の物語:感情の名前
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れるような素朴な言葉。
誰かが傍に居るから《楽しくて》、寄り添ってくれるから《嬉しい》。
たったそれだけの事へ至るまで、どれだけ遠回りしていたのだろう。
思わず苦笑を漏らしつつ、ピニオラは気付くと込み上げる感情に任せてみことを抱き締めていた。
困惑することなく、心地良さそうに身を委ねるみことに視線を落としつつ、ピニオラは初めて、ある願いを抱いた。
「わたしも、すっごく楽しくてぇ、すっごく嬉しいですよ〜」
――――願わくば、このままこの子と過ごす日々がずっと続きますように、と。
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