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Lv.9999億の骸骨(勘違い物)・ω・`)ノ
Lv27「不死王の世界征服I〜反乱終了のお知らせ@〜」
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魔法、軍から持ってきた古いマスケット銃、旧式の大砲であり、空を飛ぶ化け物を倒す手段がない。
特に帝国製のプログラミング魔法は論外だ。
遠い相手を吹き飛ばす魔法があったりするが、帝国に多額のアヘン紙幣を納めて、様々な規約を結んで契約しないと、使えない仕様になっている。
帝国軍への攻撃は――即契約打ち切りを意味するだろう。

(俺……医者として頑張るんだ……。
戦場から離れた野戦病院で、医療行為に従事していたら、向こうも襲ってこないだろ……。
確か、そういうルールが帝国にはあったような……)

サムソンは、ここに来るまでに考えていた華々しい未来とは、正反対の事を考えていた。
帝国は大量の属国を統治している。
なら、人間を皆殺しとか、そういう展開にはならないだろうと楽観した。
問題なのは――自分達の盟主が、オレルアン公爵な事だ。

「諸君らも知っているであろう!
今の王国は、人類を裏切った宰相コルベールによって支配されている!
こんな事が許されるであろうか!」

「「許されないぞー!」」
「「裏切者に地獄をー!」」

幸い、士気だけは高い。
空飛ぶアンデットを倒す手段はないのに、無駄に士気が高いから、ひょっとしたら公爵は秘策を持っているのかもしれない……という展開だったら嬉しいなぁと、サムソンは遠い目で東の空を見た。
そんなものがあったら、目立ちたがりな公爵の性格の事だから、とっくの昔に見せているはずだ。

「そうだ!絶対に許せない!
生者を裏切り、死者に与する事はっ!
人民と神の両方を裏切っている!
あやつは死後、永遠の地獄へと落ちるであろう!」

「「おお!すごいぞ!他の貴族や軍隊の皆がどんどん集まってる!」」
「「これがオレルアン公のカリスマか!」 」

その兵士達の叫び声で、サムソンは唐突に不安になった。
この都市に、膨大な兵士が集まるという状況そのものがありえない。
そういう常識が頭の中で重たげに訴えかけてくる。
まるで――追い込んだ鹿を狩る狩猟みたいだ。
効率よく刈り取るために、ここに誘い込まれているとしか思えない。

「今日は人類の真・独立記念日となるであろう!」

「「万歳ー!」」
「「オレルアン公万歳ー!」」
〜〜〜〜〜〜〜


言いたい事を全て終えたオレルアン公爵の演説が終り、貴族一人一人のアピールタイムとなった。
壇上へと次々と血気盛んな貴族が登って、演説をやっている間に、サムソンはオレルアン公爵へと近づく。
貴族の取り巻きに囲まれたオレルアン公爵は、今が人生の全盛期だという事を信じて疑わない顔をしていた。
これが演技だとしたら、大したものだなとサムソンは微笑む。

「おお!
お主はサムソン卿ではないか!」

どうやら、オレルアン公
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