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Lv.9999億の骸骨(勘違い物)・ω・`)ノ
Lv20「不死王の世界征服B〜人口が増えたよ、やったね〜」
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すがは陛下だっ……!
たった一日で、東の大国を征服なされたっ……!
だが、これは大いなる計画の一端に過ぎないのだろうっ……!陛下の智謀が恐ろしいっ……!」

感動するデスキングの物言いが、さらにワルキュラの精神を苦しめる。
人道支援で、他国を征服って、幾らなんでも迷惑すぎるだろと。

「「ど、どういう事ですか!デスキング殿!」」場にいる大臣達が、現状に納得しようと声を上げた。

「くくくくっ……!無知な貴様らに陛下の企みを教えてやっても良いがっ……!
さすがに内容が内容だっ……!
陛下の許可が無ければ話せぬっ……!
最重要国家機密に相当する内容になるであろうっ……!」

デスキングが、真っ赤に光る目をワルキュラに向けた。
何も企んでいないワルキュラだったが、隣で可愛いルビーが目をキラキラっ輝かせて、興味深そうにしているから――

「う、む。デスキング、説明を許可する。
大臣達に分かるように説明してやれ。
あ、国営テレビはカメラをストップするように。
ここでの記録を残すは一切、許さぬ」

嫁さんに格好良い所を見せたくて、迂闊にも許可してしまった。

「陛下から許しが出たから話そうっ……!
偉大なる死の支配者の策略をなっ……!
まず、人間王国は、周辺の国を全て巻き込んだ汎人類大連合っ……!
その主導権を握る四大理事国の一角を担っている事は知っているなっ……?」

大臣達が無言で頷くと、デスキングは気分を高揚させて、話を続けた。

「奴らは恐れ多くもっ……!
偉大なるワルキュラ様に対してっ……!
反旗を翻す愚か者達の共同体の長っ……!
ワルキュラ様は奴らの結束を崩壊させるためにっ……!
今回の人道支援(物理)とやらを行ったのであろうっ……!」

「「な、なんだってー!?」」
「「す、すごく壮大な計画が発動していた!?」」

大臣達は、陰謀の気配がして盛り上がっている素振りを見せていた。
ただ一人、ワルキュラは思う。
国をこれ以上、大きくしてどうするんだよ、と。
大きくなりすぎた国は、その自重で滅び去るのが歴史の常だ。
宇宙人がたまにやってくるから、いずれ巨大星間国家を作らないといけない気がするが、そういう展開はまだまだ先のはずだ。

(俺はルビーやアトリ達とイチャイチャして、平和に生活できればそれで良いのにっ……どうしてこうなった……!
俺の人生の9割くらいが、どうしてこうなった……!で構成されている気がするっ……!)

勘違いしまくるデスキングを左遷してやりたい気分になったが、左遷しても、すぐに戻ってくるだろうから、本当にどうしようもない。

「お前たちも思い出すのだっ……!
昔、陛下が作った万能小売店――コンビニを作った時の事を思い出せっ……!
今回の策は
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