Lv14「不死王と発明エルフB〜お野菜さん帝国〜」
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よ〜」
〜〜〜〜〜〜〜〜〜
「はっ!?」
ワルキュラは、巨大なベットの上で、目を覚ました。
隣には、皇后のルビーが安らかに眠っている。
……これで、全ての疑問が解けた。
宮殿内の謎の通路、超怖い野菜工場。
あれらは全て夢だったのだと、ワルキュラは思い込んだ。
「……俺は精神的に疲れているのだろうか?
アトリがあんなに酷い娘な訳がないよな……?うむ」
金髪で、オッパイも豊かで、天然で、お姉さん属性のエルフ娘があんな酷い工場を作るはずがない。
農業省も、幾らなんでも――おぞましいシステムを採用するはずもない。
あれらは全て、ワルキュラの妄想だったのだ。
(あんな夢を見る時点で……疲れているな、俺)
悪夢を見た原因は簡単に理解できる。
キャベツさんを大量処分したからだ。
恐らくはその罪悪感を処理するために、悪夢という形で、こんな酷い夢を見てしまったのだろう。
なぜか、キャベツが全く出ずに、ジャガイモばっかり登場している所は謎だったが。
「もう一眠りするか――」
「ワルキュラ〜」
ビクンッ! ワルキュラの体が心臓もないのに恐怖で震えた。
笑顔のアトリが寝室へと、容赦なく入ってくる。
「新しい発明を見て欲しいのです〜
農業省と一緒に、今度は野菜工場を作ったのですよ〜」
お し ま い
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