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Lv.9999億の骸骨(勘違い物)・ω・`)ノ
Lv14「不死王と発明エルフB〜お野菜さん帝国〜」
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イモだ。やっぱり手足が生えていて、大きな目玉がついている。

「人間様のためにっー!栄光あれー!パピプペポッ!?」

大量の刃が高速回転する音とともに、ジャガイモは死んだ。どう見ても自殺にしか見えない。

「ワルキュラ様のためにっ!ポテトに生まれ変わるのだぁー!」
「美味しくなぁーれ!美味しくなぁーれ!ヒデブッ!」

数百、数千……大量のジャガイモが仲良く行列を組み、死ぬために、次々とミキサーや粉砕機に突撃している。
その光景を見て、軽い目眩を覚えた。
ワルキュラは、不死者だから、こういう生理的な現象とは無縁なはずなのに、なぜか、目眩がする。

「こ、これはこの世の地獄かっ……!?
アトリ師匠は……!なんて物を作ってしまったんだっ……!」

「単純に、食べてもらいたがっているのですよ」

いつの間にか、隣にアトリがいた。エルフ耳をピョコピョコさせて嬉しそうだ。
この地獄みたいな風景を作り出した張本人には見えない。

「た、確かに、喜びながらミキサーとかに突撃しているな……。
これが野菜の意思なのだろうか……?
そう考えたら献身的で、良い奴らだな……」

「最初は、ジャガイモさん達は泣いてたのですけど、洗脳魔法で頑張ったのです」

「!?」

「ワルキュラや人間のために働けば、ジャガイモ族は永久に不滅だと洗脳したら、積極的に調理を手伝ってくれるのですよー。
おかげで、人件費を完全削除できて、超安いポテト料理の出来上がりなのです〜」

国際問題。ワルキュラの脳裏に、それが思い浮かんだ。
この工場の存在がばれたら、確実にマスコミに叩かれて大問題になる。
お野菜さんに人権なんてものは存在しないが……喋れる知的生命体を洗脳して残虐な方法で殺し、美味しく加工している事がばれるのは不味い。
ジャガイモ達は、幸福そうな顔で、次々とミキサーに突撃して死んでいるところが狂気たっぷりでホラーだ。
とってもテレビ映えしそうな感じに、酷すぎる光景でやばい。

「僕は美味しいふかし芋になるんだ!」
「へへん!僕なんて卵不使用のクッキーになるんだよ!」
「俺は薄切りポテトになるんだ!」

ワルキュラが考えている間も、数百、数千のジャガイモがバラバラに切り裂かれる。
そんな自殺の列の中に、1匹の小振りのジャガイモがいて、猛烈な殺意をワルキュラに向けていた。
人類に虐げられた、お野菜さんを代表するかのような強い意志がそこにありそうだ。
食用ジャガイモとして、人生を終える気は全くないようだ。

「皆ぁー!絶対!こんなの可笑しいよ!
僕たちは食べられるために生まれてきたんじゃないよ!
皆っ!僕の言うことを聞いてね!」

列の横に飛び出て、覚悟を決めたジャガイモ(反乱)は、他のジャガ
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