遊ぶ蛇
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ス政府は他に脅されていたと言う形に持っていったためにそこまで批難は行っていないが多少のダメージを受けている。その分の補填としてジェガンタイプの装備一式の設計図とガンダリウムγ、プラスシャルロットがD×Dで働きたいというからインコムを追加で裏から回してある。これで世界で唯一の量産型の第3世代機保有国になれるだろう。そんなことがありシャルロットには雑用と秘書業を任せることになっている。
「大山さん、整備と補給をお願いします」
「お〜う、任せておけ。もう少ししたら航宙テストに移るから艦橋に上がってるといいぞ〜」
大山敏郎の姿に化けている分体にISの整備を任せてロッカールームに向かう。
「オレは何回か来ているから案内はいらない。先に艦橋に上がっておくからな」
女性陣と分かれて男性用のロッカールームでISスーツの上にジャケットとズボンを履いてからロッカールームを出て艦橋に上がる。
「う〜っす、調子はどうだ?」
「前世のヴリトラと違って小さいから軽いな。それでもさすがは改大和級。硬いにも程がある」
航海長を務めるのは宇宙海賊時代の友人だったブレス・アーカディアンの姿に化けている分体だ。良い年したおっさんだったが、家族思いの男だった。息子を救うために盾になって散ったと噂で聞いたが、その時は隣の銀河に居たために何もしてやれなかった。
「大気圏離脱位は問題ないだろうが、チェックだけは確実にな。この世界じゃ初めての万能航行艦だからな」
「戦艦の間違いだろう?武装は隠してあるだけで」
「うるさい奴らが多いだろうからな。隠しておけばいい」
「まっ、そうだな。気軽に宇宙にまで上がれる船だからな」
「万能航行艦位、ISが宇宙開発方面で使われればすぐにでも作られていたはずなんだけどな。コアを使ってPICを発生させて外部供給で出力を上げれば浮かばせるぐらいなら簡単だ。その後に別に推進機関を取り付けるだけだ。しかも、ジャンボジェットのエンジンだけで大気圏離脱ぐらい簡単にできる。で、宇宙にまで行けば、あとはPICだけで十分だ」
「あとは気密や装備なんかの問題もあるが、それだけだな」
「大気圏突破なんてシールドで簡単にできるしな」
そこまで話したところでシャルロットが他の三人を連れて艦橋に上がってきた。それと同時に艦長室から椅子ごとサコミズ・シンゴの姿に化けている分体が降りてくる。
「ようこそ、万能航行艦オーフィスへ。私が艦長のサコミズだ。早速だけど、これより航宙テストに入る。空いている席に座ってもらえるかな?」
「航宙テスト?」
「ボーデヴィッヒさんだったか?君はオレの左の席に座ると良い。一番眺めがいいからな。何をやるのかすぐに分かる。簪は念のためにレーダー席に、元士郎は機関制御席
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