第一章
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絶対にちゃう」
このことは先程よりも強い断言だった。
「間違ってもな」
「ほなどんな国なんなん?」
「わしは陸軍におったやろ」
「士官学校におったんやったな」
「それで満州におった」
つまり関東軍にいたというのだ。
「戦争が終わる時にな」
「それでソ連に捕まってシベリアにおったって」
「前に言うたな」
「祖母ちゃんと母ちゃんが言うてたわ」
そして婿養子に入っている彼の父もだ、賢章に話していた。
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