004話
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達も出来たぜ。5人分纏めて審査して貰いたい」
「ぁ"ぁ"あ"ん!!?……まああんた達は自分達でちゃんと作ったっぽいしいいわ、審査してあげるわ」
ハンゾーは納得行かないと言いたげな顔で戻っていくが自分の発言で殆どの受験者が魚を捕りに行ったことに気づくと大慌てで再び魚を捕りに向かった。メンチはそれを見て鼻を鳴らしてから改めて5人が作った寿司を見た。
「(見た目は……ちょっと不格好なのもあるけど上出来な部類ね、ネタも綺麗に切られてる)」
「……」
「あむ……(んっ酢飯はかなり良いわね、バランスも良いしネタの味の阻害せず引き立ててる)」
無言、先程まで騒がしかった空間は静まり返っていた。時計の秒針が動く音さえも木霊しそうなほど、思わず5人は静かに汗を流しつつ固唾をのんで見守っていた。美食ハンターとは食を追及するハンター、新たな美味の創造を目指す者達。中でもメンチは世界有数の料理人として名を馳せている人物、そんな彼女が真剣に味わい審査をしているのをブハラは少し意外そうに見つめていた。そして全ての寿司を食べ終えると一口茶を啜った。
「結構美味しかったわよ貴方達の寿司、ちょっと物足りない部分もあったけどまあ良いでしょう!貴方達は、合格よ!」
2次試験合格、よってゴン、キルア、レオリオ、クラピカ、シャネルは3次試験への切符を手に入れる事となる。この後、形だけ真似た受験者が続出しゴン達以外は不合格にすると言い出したメンチだがハンター協会の会長たるネテロの発案により合格者以外の再テストが実施、結果的に43名が3次試験へと駒を進めるのであった。
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