004話
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う技術、本来は細い針などを使用し生物の小脳にある運動を司る神経組織に刺激を与えて一時的に麻痺状態にする。シャネルの場合はそれを六式の一つである指銃と併用して成功させた。
「すっごぉ〜い!!!凄いよシャネル、カッコ良かった!!」
「へへへっそうか?」
「いやマジですげえよ、ちょっと見直した」
軽い威嚇で他の豚を追い払うと捕獲された豚の元へとゴン達は降りてくる、流れるような気配断ちに瞬時に相手を麻痺させる技術。キルアは純粋に感心していた、面白いものが見れたと言いたげな表情を浮かべながら。
「あれも体術の一つなのか?」
「ああ、指銃っていうんだ。それより早く内臓と血抜きして丸焼きにするぞ」
「おっ〜!!!」
シャネル指導の元で行われた内臓取りと血抜きなどの処理、その後いち早く持ってきたシャネル達5人は早々に合格をもらい次の審査が始まるまで待つのであった。その間、再び六式について詳しい説明をせがまれるのであった。特にキルアにはしつこく聞かれていた。
「それじゃあこれから2次試験後半戦と行くわよ」
ブハラが出した豚の丸焼き、その課題をクリアしたのは73名。グレイトスタンプを上手く捕獲出来なかったものは脱落している、そして次の課題は……
「あたしのメニューは……スシよ!!」
スシ、その言葉が放たれた瞬間に受験者に広がったのは?だった。殆どの受験者は首を傾げている、この世界にも勿論日本に該当する国は存在しそこの民族料理となっている。必要な道具や最低限必要な米が準備されていた。
「スシはスシでもニギリズシしか認めないわ。それじゃスタートよ、あたしが満腹になった時点で試験は終了、その間に何コ作ってきてもいいわよ!!!」
スタートしたと言っても全く解らない料理を作るなど出来る訳もなく悶々と頭をひねったり米を握ったり包丁などの道具を見つめて推理をしている者が殆ど、それに寿司は知識だけあっても簡単には出来ないしよりによって握り寿司、難関と言わざる得ない。
「どうすりゃいいんだ?ニギリ……想像出来るけどどんな食材使ったらいいのか解らんぜ」
「うーんこのお米を使うんだよね?」
「でも包丁とかあるって事は何か切ったりするんだろ?」
「皆ちょっと待ってくれないか?ちょっと試験官に聞いてくる事あるから」
ここで再びシャネルが行動を起こす、クラピカが何を聞くのかと尋ねると笑顔でちょっと待ってなと言われてしまう。
「なあメンチさん、食材についてだが俺が持ってきてる食材とか使ってもいいのか?」
「う〜ん……まあ良いでしょう、例え食材を持っていたとしてもそれを生かす腕前がないと無意味だからね」
「了解だ、どうも〜」
戻ってきたシャネルに一同は駆け寄った。
「何を聞いたんだ?」
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