機動戦艦ナデシコ
1469話
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くくらいだろう。
他の面々もそれは同様だ。
エヴァ辺りなら俺達よりも頻繁に日本文化の残るオーブに遊びに行っているが、それでも小学校に詳しいとは思えない。
そうなると、詳しいのは……
「アウル達に聞いてみるのが一番手っ取り早いんじゃないか? 小学校に通ってはいなかっただろうけど、その辺の情報は持ってるかもしれないし」
「分かった、すぐに聞いてみるわね」
エリナが通信機へと向かうのを見ていると、不意に千鶴が何かを思いだしたように口を開く。
「ねぇ、アクセル君。今の会話で思い出したんだけど、SEED世界のプラントの軍隊、ザフトって言ったわよね? そこから問い合わせが来てたわよ?」
「うん? ザフトからか? 一体なんだ?」
ザフトで俺が親しいと言えば、真っ先に思いつくのはルナマリア達だ。
アスランがまだザフトにいればそっちを思い浮かべたのかもしれないが、残念ながら今のアスランは向こうにいない。
それどころか今のアスランはカガリの婿だ。
……考えてみればイザークはシャドウミラーにいるし、ディアッカはオーブ軍にいる。ニコルは戦闘で死んでしまっており、クルーゼ隊は全員が既にザフトにいないんだよな。
「さぁ? ちょっと分からないけど、連絡をして欲しいそうよ」
ふむ? さて、何なんだろうな。
SEED世界で何かあったか? もしそうなら、オーブに話を通せばいいだけだろうが。
「分かった、取りあえず今度連絡してみる」
「ええ、そうして頂戴」
……さて、本当に一体何で連絡してきたんだろうな。
政治班を通して連絡をしてきたという事は、プライベートな件ではないと思うんだが。
そんな風に考えながら、エリナの通信が終わるのを待つのだった。
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