暁 〜小説投稿サイト〜
転生とらぶる
機動戦艦ナデシコ
1469話
[4/5]

[8]前話 [1] [9] 最後 最初 [2]次話
もし人間だったら脳しんとう辺りを起こしていてもおかしくないだけの威力だった。
 それだけ魔法球から受けたショックが大きかったんだろうが。
 まぁ、外の1時間が中では48時間。……それも時の指輪の受信機を持っていれば年齢の問題も関係無くなるしな。
 ちなみにミナトは既に左手の薬指に時の指輪を嵌めており、エリナの方は受信機を持っている。
 ルリとラピスは当然ながら2人共どちらも付けていない。
 まぁ、今の状況で時の指輪の受信機を付ければ、成長しないしな。
 技術班の中には『ロリババアへの道が!?』とか言って、エヴァに思い切り魔法を食らっていた命知らずもいたが……
 うちにもそういう趣味の奴がいたんだな。

「じゃあ、近いうちにオーブの方に連絡を入れる必要があるわね。……けど、アクセル。ラピスを1人でSEED世界に向かわせて大丈夫なの? その、ロゴスだったかしら。そういう人達がいるんでしょ?」

 エリナの言葉に大丈夫だという意味を込めて頷きを返す。
 実際問題、何かがあったとしてもそれを防ぐ為の準備は十分にしてある。
 そもそも、オーブは現在シャドウミラーのおかげでテロ行為の類を極めて受けにくい状態にあった。
 オーブの住人には大人気の、メギロート。
 AIだけに親しまれているとかは分からないだろうが、それでもオーブの住人がメギロートに敵対意識を持っていないというのはオーブを警備する上で非常に楽だ。
 ……まぁ、中には動いているメギロートに突然走り寄って写真を撮るような奴もいるので、完全に安心出来るかと言われればそうでもないのだが。
 ともあれ、ラピスがオーブの学校を選んだというのは俺にとっても嬉しい事ではある。
 オーブ……正確にはSEED世界は、俺達シャドウミラーと最初に友好的な関係となった世界なのだから。
 最初に接触した異世界となるとギアス世界なのだが、正式に友好的な存在になったのは中華連邦から独立して国を作った後の話だしな。
 それだけに思う気持ちも色々とある。

「けど、オーブの小学校ってどんな具合なの? 中学や高校ならアウル達が行った事があるんだけど……」

 そう口に出したのは美砂。
 そう言えばそうだったと、その場にいた者達の視線がこの中で唯一のSEED世界出身者のマリューへと向けられる。
 だが、そんな視線にマリューは首を横に振って口を開く。

「私は生まれも育ちも大西洋連邦よ。オーブは、アークエンジェルで寄った時が初めてだから、その辺は詳しく知らないわ」
「そう言えばそうか」

 原作ではSEEDの話が終わった後はオーブの技術者として暮らしていたマリューだったが、ここでは俺と関係を持った事もあって、すぐにシャドウミラーへと所属した。
 それこそオーブには休みの時に買い物をしに行
[8]前話 [1] [9] 最後 最初 [2]次話


※小説と話の評価する場合はログインしてください。
[5]違反報告を行う
[6]しおりをはさむしおりを挿む
しおりを解除しおりを解除

[7]小説案内ページ

[0]目次に戻る

TOPに戻る


暁 〜小説投稿サイト〜
利用規約/プライバシーポリシー
利用マニュアル/ヘルプ/ガイドライン
お問い合わせ

2024 肥前のポチ