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HUNTER×HUNTER 六つの食作法
003話
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共に3人は着地した。

「とぉ〜ちゃ〜く、シャネル航空のご利用有難う御座いました」
「マ、マジで着いてやがる……」
「シャネル、お前は何でもありか……?」

着地した辺りは受験者が腰を下ろしたりして休憩していた、試験官のサトツが時計を見つつ待機している姿もあり間違いなく目的地であると納得せざるおえなかった。クラピカとレオリオがどっと疲れたように腰を降ろすとそこへゴンとキルアが走ってくる。

「シャネル、クラピカ、レオリオ!!やっぱりだ、空にいたのって3人だったんだ!」
「如何言う事だよどうやって空飛んでたんだよ!?」

少年というべき二人は眼を輝かせながらシャネルを凝視する。

「おうそうだぞ説明しろよシャネル!!」
「ああ、説明を求める!」
「あ〜解った解った!そう詰め寄るな!!」

迫ってくる4人を退けつつ適当にそこらへんの木に背中を預けつつ休憩する、それに合わせるように4人もその周りに座り聞きの体勢に入っている。

「サトツさん、まだ時間あるよな?」
「ええ、後15分ほどで締め切るつもりです」
「ありがとう、んじゃ話すか。まず俺が空を飛んでたのは間違いない」
「あれは体術だって言ってたけどあれってマジなのかよ?」

先程聞かされた飛んだ手段、それが体術だと言われた二人は俄かに信じられなかった。人間の身体能力と技術を組み合わせた結果空を飛んだという事が納得できない。

「マジだ。俺はいくつ硬い術を使えるんだがその一つ、さっきのは月歩っていう体術だ」
「月歩?」
「そっ。簡単に言えば空気を蹴る技だ、所謂ゲームの2段ジャンプをする体術だ」
「マジかよすっげえ!!なぁそれって俺にも出来るのか!!?」
「俺もやってみたい!!」

興味津々に聞いて来たのはキルアとゴン、正確には空を飛んだのではなく空気を蹴り続けて移動しているという事だが擬似的に空を飛んでいるに等しいからか少年二人は自分もやってみたいという思いに駆られていた。

「キック力を高め続けりゃ出来ると思うぞ?俺にだって出来た位だから」
「凄いや俺にも出来るかもしれないだ!!よぉし絶対にやってやるぞ!!」
「なあなあもっと聞かせてくれよ、他にはどんなのが使えるんだ!?」
「私も興味があるな、私にも習得出来る物ならな習得してみたい」
「俺もだな。習得したいかって言うと微妙だけど興味はあるな」

この後質問攻めにあうシャネルを救うのは大きく声を張り上げ此処が第2次試験会場だと宣言したサトツであった。
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