263部分:第三十七話 砂漠においてその三
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つまりここがか」
「その通りだ」
アルデバランは後ろにいる彼等を振り向かなかった。しかしそれでも彼等に対して告げるのだった。
「とはいってもここは居住地域ではないがな」
「サダム=フセインが滅茶苦茶やってましたからねえ」
「あの独裁者が」
青銅の者達は今度は口を歪ませてかつてこの国にいた所謂独裁者に対しての批判をはじめた。それは彼等にとっては常識の話であった。
「あいつがクルド人を弾圧して虐殺していましたからね」
「それだけは何とか終わったんでしたっけ」
「それがあったのは事実だ」
アルデバランもそのことは否定しなかった。
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