オタクとして、漢として
[1/3]
[8]前話 前書き [1]次 最後 [2]次話
早朝6時
オタクの朝は早い。何故なら朝アニメがあるからだ。
明「…………」
むくりと起き上がる。隣にはカッターシャツを着ているがはだけてほぼ裸の幼○の姿が。もちろん法的にはなんら問題はない。
明「うむっ……」
パンツ一丁の明は冷蔵庫を開ける。
冷蔵庫: コーラ×17本 調味料一式×1
明はコーラを取り出す。モーションのように彼はコーラを飲み干した。
体力と気力が回復した。
???「ふぁぁ……」
明「起きたか奨学生」
興味を失ったかのように彼はパソコンを起動する。もちろんテレビも観れる。
???「おはようや……明っ」
がばっと抱きつかれる。その小ぶりなおっぱいが彼の背中に当たるが彼の股間はピクリとも反応しない。
明「…………」
???「んっ、ぺろっ……ぺろっ」
背中をぺちゃぺちゃと舐められるが本郷はピクリとも動かない。
なぜなら本郷はアニメを観ているからだ。
明「…………」
視聴が終わり、本郷はようやく奨学生に向き直った。
明「それでだ。なぜマイハウスにやってきた」
???「うちが気にいったからや!」
明「帰れ! 奨学生! 俺は三次元に興味はない」
引きずりだそうとすると、幼○は泣き始めた。
???「うわぁぁぁぁん!」
明「しまっ――」
ドンドンドンドンドン!
本郷はそろりとドアを開けるとそこには警察が、
警察「すいません。今、幼○の泣き声が……」
明「ロリ物のアダルトを観ていたんだ」
警察「わかりました。音量には気をつけてくださいね」
明はこくりと頷く。警察は一度目は優しい。
扉を閉め、幼○の前に座った。
明「俺は……漢を極める者。俺のようなダークな存在(社会的)となぜ」
???「旦那様になってほしいんよ」
明「悪いが俺には嫁がいる」
抱き枕を両手装備にする。
???「布切れやん」
明「こっちは佳代、こっちはレム。どちらも嫁だ!」
???「……」
幼女はたちあがると、本郷の前に立った。
???「アタシは150年もの間続く吸血鬼の家系、ユーフェミア・アークライド。そなたの嫁になりたいと願い、ここに参った」
まるで二次元のように荘厳な雰囲気を醸し出した彼女の姿に本郷は眉ひとつ動かさない。
その姿はまるで西洋の絵画のような美しさを放っている。
明「その姿は美しい。まるで二次元のようだ」
ユーフェミア「わかってくれたん!?」
明「だが俺は三次元に興味がない」
本郷の決意は固い。
本郷は毎日アキバに行く。それは日課だ。仕事は店員(就職予定)それほど入れない。なぜならオタク活動が出来なくなるからだ。
必要なものが出来たとき働く。彼の生活は根無し草だ。
ユーフェミア「明っ!」
本郷は奨学生にまとわりつかれていた。勿論周囲に視線がある。
いくら秋葉原といえど目につく。
[8]前話 前書き [1]次 最後 [2]次話
※小説と話の評価する場合はログインしてください。
[5]違反報告を行う
[6]しおりを挿む
[7]小説案内ページ
[0]目次に戻る
TOPに戻る
暁 〜小説投稿サイト〜
利用規約/プライバシーポリシー
利用マニュアル/ヘルプ/ガイドライン
お問い合わせ
2024 肥前のポチ