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流星のロックマン STARDUST BEGINS
精神の奥底
60 ゼロからの再始動
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!ハッ!!」

のけぞったナイトメア・テイピアに追撃を掛ける。
先程のようにバトルカードを装備した右の拳中心の攻撃を止め、全身を使った攻撃にシフトした。

『バトルカード!ワイドソード!ホタルゲリ!ダブルカードイン!!』

両足に並外れた脚力と電気属性を付与するホタルゲリ、そして左腕に幅広い範囲を切り裂くことのできるワイドソードを装備する。

「ヤッ!!セェェイ!!!」
「……!!っ…!」

攻めに徹したロックマンとは対照的に喉への蹴りで一瞬劣勢に落ちいったのを境にナイトメア・テイピアは防御に切り替えた。
先程まで侮っていたロックマンに対して防御体勢を取るのは、屈辱ではあったが良い判断だった。
しかしスピードでは僅かにロックマンに及ばなかった。
次々と向かってくる攻撃を弾くも、両手両足を武装したロックマンは徐々にナイトメア・テイピアにダメージを与えていく。
左手にソードを弾かれると、そのまま右足を振り上げて蹴りつけ、そのまま左足でもう一撃を狙う。
初撃を弾けても、スピードを持った全身武装による攻撃に、ついにナイトメア・テイピアの防御に穴ができた。

『今だ!!』
「喰らえ!!!」
「グッ!!」

上半身を中心に攻め続け、防御が集中していた隙を狙う。
ホタルゲリを装備した右足でナイトメア・テイピアの足にダメージを与え、ナイトメア・テイピアの巨体がバランスが崩れた。
それがチャンスとなった。
ロックマンは左足を踏み込み、体重を乗せて右腕のスタンナックルで食らわせる。
その瞬間、まるで雷神が図書館の中で暴れるように窓ガラスを木っ端微塵にし、近くの本は電流の煽りを受けて燃え上がった。





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