第三十六話 異次元の敵
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ぉ・・・あんた勇者だろ!!!そんな奴にいい様にされるなよ・・・そんな奴打倒してみせろよ!!!!』
怯まず立ちあがるダグブレイブに牙儖は・・・
『何ごちゃごちゃ言ってんだこのゴミが!!』
あまりのウザさに牙儖は力に止めを刺そうとするのだが・・・
『・・・俺は・・・太陽の勇者ファイバードと・・・火鳥勇太郎と話してんだよ!!・・・てめえなんざ御呼びじゃねえんだよ・・・自分じゃ何もできねえガキは・・・玩具抱えて引っ込んでろ!!!』
立ちあがるダグブレイブの鉄拳が牙儖に突き刺さり地面に沈めた。
『立てよ!ビー玉!転生特典とかで粋がるしか脳がねえのか!!』
『何だと!』
ダグブレイブの罵声に怒る牙儖だがダグブレイブは止めない、
『んじゃその何とかソードって技打ってみろよ・・・受けてやるからよ』
『はぁ!?てめ!頭おかしいんじゃねえか!?』
『・・・怖いのか?『何?』んじゃほら・・・目瞑ってやっからよ・・・おら来いよ!!!』
『てめえええええええええええええええええええええええええええええええええ!!』
瞳の光が消え本当に目を瞑っている事に完全にぶち切れた牙儖はフレイムソードを構えた。
『フレイムソード!チャージアップ!!』
炎の纏ったその剣を構えた牙儖は目を瞑ったダグブレイブに突進しその剣を振り下ろした。
『!!』
牙儖の剣をまともに受けるダグブレイブ。
勝利を確信した牙儖・・・
だが
『やっぱりな』
それでも倒れない斬撃の跡がくっきりと残ったダグブレイブ。
『火鳥さんの剣に比べたら・・・テメエの剣なんて・・・ぬるいぜ』
ダグブレイブの姿に段々精神が砕かれ始める牙儖だが・・・
『こんなもんじゃねえぞビー玉!!』
『テメエエエエエエエエエエエエエエエエエエエエエエエエエ!!』
ダグブレイブのマウントポジションを取る牙儖はそのままフレイムソードを突き刺そうとしたその時。
ダグブレイブは右腕に装着されていたもう一丁のブレイブマグナムを抜き牙儖のマスクをぶち抜き口にねじ込んだ。
『へめ!(テメ!)』
『美味いぞ・・・食え!!』
引き金を引き牙儖にブレイブマグナムを放つダグブレイブ。予想だにしていなかった攻撃にパニックに陥る牙儖は思わず離れてしまう。
『ぶげはぼげは!!(なんだこいつ!!こんな攻撃する奴いるのかよ)』
予備知識の範囲外の事で思考を整えようとする牙儖・・・だが・・・
『どりゃあああああああああああああああああああああああ!!』
『いっけ!力君!!』
はやても自身の魔力をダグブレイブに送り込み渾身の鉄拳が牙儖の身体を貫いた。そして牙儖の瞳の光が消え人間の姿に戻る
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