第三十六話 異次元の敵
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ることができる。
すると影は力に向かった。
「へえ・・テメエが次元世界で一番ウザったい勇者か」
「何者だ?・・・貴様」
すると男・・・沙華堂牙儖は・・・
「ああ〜ここにいる諸君悪いけど〜ウザったいから死んでね〜」
牙儖は懐からビームガンを抜き力に向かって撃ってきた。
だが
「ふん!」
牙儖が撃つ前に力が持っていたお皿を投げて牙儖の狙いを外し誤射に終わった。
「・・・何もんだお前」
「へぇ〜・・・お前が一番ウザったい勇者か・・・ま!その力も俺の転生特典で奪えちゃうけどね〜バイオネットの総帥のこの俺様がな」
相手が何者でどういう能力かを悟り・・・その能力を聞いた力は・・・
「お前さ・・・悪党としてのプライドはそれでいいの?」
「は?」
思わぬ力の言葉に目を丸くする牙儖。
「だってさ・・・その能力、大体雑魚い奴の能力じゃねえか?」
「ああ〜よくおるな〜他人の力失った瞬間途端に何も出来なくなる奴・・・ウザったい能力の小物レベルじゃん」
「んで奪っていった能力が強いから天狗になってんだけど・・・実は能力以上の力を出せていない事に気付かないんだよね・・・」
「デカイ口叩いて相手を小ばかにしてるけど・・・それで自分の小物ぶりをひけらかしてるなんてピエロやピエロ」
といって散々牙儖のことを罵倒する力とはやて。
当然のことながら牙儖は・・・
「この屑野郎が!!」
力の態度に激怒した牙儖はビームガンを容赦無く放った。
「ぐ!!うわあああああああああああ!!!」
ビームが5発力の身体をぶち抜くと力は大きく吹き飛び、牙儖のあけた穴から外に放り出され、真っ逆さまに落ちて行った。
「あんたあああああ!!」
力が吹き飛ばされたことに激怒したはやてが牙儖に詰め寄る。
「ああん?テメエの男殺した事におこ「下歩いてる人間に当たったらどうすんじゃ!!」なに!?」
千階から落ちた力の事よりも巻き添えになる人のこと心配するはやてに思わず唖然となる牙儖。
「こういう時は巻き添え食らった人の方がエライ事になるんや!!」
「お前・・・落ちた人間のことは心配しないのか?」
「心配しなくてもあの男はあの程度のかすり傷では死なん・・・身体は超人やし生命力ゴキブリ以上やからな」
力の事など微塵も心配していないはやて。この時牙儖は力が次元世界で一番ウザったい勇者である理由が何となくわかった気がするのだった。
そしてはやてはある事に気付いた。
(あの馬鹿ダグコマンダー落していきおった)
力のダグコマンダーが落ちている事に気付いたのだった。どうも外へ吹き飛ばされた衝撃で外れてしまったらしい。
唖然とし
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