機動戦艦ナデシコ
1467話
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友好的にやっているわ」
「教育型コンピュータ?」
そう疑問の声を上げたのは、スレイ。
そんなスレイの疑問に、エザリアではなくレモンが頷きを返す。
「ええ。自我に近い性格を持っているという意味ではオモイカネは魅力的な存在よ。けど、その自我というのが問題でね。下手をすれば味方に攻撃するような事があるかもしれないのよ。特に私達の場合、一度敵対した相手と手を組むような真似をする事が多いでしょ?」
「あー……そうだな、うん」
ギアス世界では中華連邦と敵対して、のちに協力――陽光だが――する事になったし、黒の騎士団は最初敵対したけど最終的にはこちら側についた。
SEED世界では連合軍と行動を共にしていたが、最終的には敵対した。
スパロボOGs世界ではハガネやヒリュウ改を相手に敵になったり味方になったりとしている。
自我の存在するオモイカネが、そんな俺達と行動を共にすればどうなるか。
一時的に敵だったから、味方として戦っているのに攻撃し、一時的に味方だったから、敵対した相手には攻撃出来ない。
そんな事になりかねないのは事実だ。
そして何より……
「こう言っては何だけど、純粋にスペックとして考えた場合シャドウミラーのコンピュータの方が性能が高いのよね」
そういう事だった。
オモイカネのスペックが低いと言われたルリは普段はあまり変えない表情を若干不機嫌そうにしていたが、それでも事実は事実である以上文句を言う事は出来なかった。
「はいはい、そこまでにして。……さて、そしてシャドウミラーがナデシコ世界で手に入れたものの最後は……人材よ。そんな訳で。アクセルのハーレムに新しく2人加わる事になったので、拍手で歓迎しましょう」
エザリアの言葉に皆が拍手をし……エリナが自分はまだ違う! と叫んでいたのだが、まだと言ってるあたり、本人は意外と乗り気なのだろうか?
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