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そしてその晩、サトシ君は目を覚まし、
カツラ達は夕食を済ませ、
リビングのテーブルで話し合いをしていた。
サトシ:「、、、ん、、」
ヒロシ:「、、あ、サトシ起きたか」
サトシ:「んん、、いてて、、、あぁ、
眠っちまったみたいだなっ、、ヒカリは?」
ヒロシ:「ヒカリちゃんなら薬局に
行ったよ。」
カツラ:「怪我の具合はどうじゃ?」
サトシ:「まだ痛みはあるけど大丈夫ですっ。
、、、それより、何か話してたんですか?」
ヒロシ:「これからの事で話してたんだ。
結局、シルフと接触はしたけど
シルフの全貌は暴けていないし、
今の状況じゃ、単に俺たちがただの
ポケモン強奪未遂の犯人グループで
捉えられているだけ。このままじゃ、
シルフが次に何をやらかすのか掴めないまま、
俺たちは黙って見てるだけになる」
カツラ:「孵化施設のポケモンが揃っていれば、
何かと便利だったんじゃがのっ。
シルフへの潜入やいざとなった時の戦力にな」
ヒロシ:「シルフの全貌を暴く次の手段を
考えないと、、、」
サトシ:「そうか、、、でも、
本当にシルフは何かを企んでるのかなっ」
ヒロシ:「それなら、以前取り付けた盗聴器の
今日の記録に、シバさんとシルフの
怪しいやりとりがあった」
サトシ:「怪しいやりとり?」
カツラ:「これじゃよっ」
ガタッ(盗聴器)
カツラはテーブルの上に盗聴器を置いた。
ポチッ(録音再生ボタン)
ザザッ、、、ザザザ
カンナ:「全く、、このご時世
シルフ相手に犯行を犯すなんて
世間知らずもいいとこね、、、」
シバ:「ポケモンを忘れ去る人もいれば
その反面、過去を引きずりポケモンを
手に入れようと手段を選ばない輩もいる。」
ワタル:「全ては15年前の事件がきっかけか、、」
カンナ:「そうね、、、さて、
15年後の今、次は一体どうなるやら、、、。
貴方なら何か聞いてるんじやない?ワタルっ」
ワタル:「、、、ふんっ、、、さぁな」
シバ:「情報があるのなら、是非とも
聞かせてもらいたいな」
ワタル:「、、、俺も、お前達と同じだ。
社長の考えは社長にしかわからないさ。
このカントーをシルフの手中に収める為、
俺達は、言われた通りにただ動くのみだ」
サトシ(カントーを収める?
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