第9話 発情(※)
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ので、結構掛かったな。
だが、乳神様の胸を堪能させて貰った。
馬が揺れる瞬間に合わせてタッチさせてもらった。
気付いているのかいないのか、彼女は笑うだけで何も言わなかった。
が、逆に怖かったぞ。
どうやら彼女は、あの場所には薬の採集で来ていたらしい。
それも依頼らしい。なので、一緒にギルドに向かうことに。
そういや、仕事を達成した証拠とかどうすんだろ。
行けば分かるか。
ギルドに到着し、シエラさんの後に報告をする。
「お疲れさまでした。では、印を水晶へ」
またか?
手袋を外すと、印が赤くなっていた。
あれ、白じゃなかったか。
疑問に思いながらも印を水晶に近付けると、水晶は発光。
すると、印は白に戻っていた。
どういうことだ。
「…どうやら、これもお聞きになっていないようですね」
「ええ、まあ」
「ギルドに登録した時に付けるこの印。この印にはギルドに登録した冒険者であることを証明すると共に、依頼の達成を判別するための物でもあります」
何か特別な魔法とかが掛かってるのか?
「この印を付ける時、ギルドの人間しか扱うことの出来ない特殊な魔法を使用します。その魔法によって、この印に読みこんだ依頼を達成したかどうかを判別します」
「ということは、水晶にも何か魔法が?」
「その通りです。水晶で印に依頼を記憶させ、印に掛けられた魔法で達成したかを判別し、再び水晶によって依頼を達成したこと再確認させます」
いろいろ複雑だが、これも不正を防ぐためと言うことか。
「赤は依頼続行中、グレーは依頼無し、白が依頼終了を示しています」
なるほど。
詳しい原理は分からないが、まあそういうものだと言うことで納得するか。
その後、ランクと通貨制度についても教えてもらった。
簡単に言うと、銅貨が百円、銀貨が千円、金貨が1万を示すらしい。
上に行くにしたがって、10倍になるってわけだ。
ランクだが、概ね予想通りと言ったところだろう。
ランクはFからSまであり、一定数の依頼をこなすことで上のランクに上がれるらしい。
だが、自分よりランクが上の人間3人の推薦でも、ランクアップが可能らしい。
俺の今のランクはE。
聞いてみると、クラインはC。
シエラさんはDとのこと。
Sランクの人間は、大陸でも5人ほどしかいないらしい。Sランクになるということは、かなり名誉なことらしい。
正直、俺にはまったく興味ない。
名誉や尊敬で、人が生きているわけではない。名より実だ。…使い方、合ってるか?まあいいか。
俺は報酬を受け取ると、シエラさんとまた会うことがあれば、と言って別れた。
彼女も各地を
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