243部分:第三十四話 氷と毒その三
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「それはわかった」
アフロディーテの言葉をここまで聞くのだった。
「しかしだ。ピスケスよ」
「はい」
「貴様はどうかな」
またアフロディーテに対して目を向けて問うのであった。
「貴様はこのミシェイルの氷を防ぐことができるか」
「私に貴方の氷をですか」
「そうだ。できるか」
あらためて彼に対して問うてきた。
「私の氷を。どうだ」
「当然です」
彼はそれを怯むことなく返すのだった。
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