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FAIRY TAIL〜水の滅竜魔導士〜
着ぐるみかくれんぼ
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げている。あたしが笑いを懸命に堪えていることに気付いたレオンは、恥ずかしさで徐々に顔を赤くしていきます。

「別にいいだろ!!喜ぶくらい!!」

そう言ってウェンディたちの方へと全速力で駆けていくレオンを見て、まだまだ子供なところもあるんだと、微笑ましく思っちゃいました。



















シリルside

ブスーッ

無事に勝利を終えた決勝戦第二試合。ウェンディと共に勝利の喜びを分かち合った後、レオンが駆けてきて褒めてくれたんだけど、その後に来たシェリアとソフィアの二人のある行動で、レオンが頬を膨らませてしまったのである。

シェリアとソフィアも俺たちに称賛の言葉をかけてくれたんだけど、その直後にソフィアがレオンの顔を見て盛大に吹き出してしまったのだ。
さっきまで別のフィールドで彼女たちは頑張っていたので、何をやっていたのかはわからない。だからソフィアがなんで吹き出したのかはわからないけど・・・レオンとしてはそれが面白くなかったようで、ヘソを曲げてしまったのだった。

「レオンごめんってば」
「こうやって謝ってるんだからゆるププッ・・・」

彼の機嫌を直そうとシェリアとソフィアが声をかけたが、大事なところでソフィアが笑ってしまったためますますレオンを怒らせてしまう。こりゃもうダメだな。

『続きまして第三戦のゲームを選出します!!』

そんなことをしている間に次のゲームを決めるためのルーレットが開始される。

「ほら、レオンも切り替えなよ」
「わかってるよ」

まだムスッとしたままだが、ゲームに臨もうとしている姿勢は感じ取れるのでひとまずよしとするか。後でシェリアから何があったのか聞くことにしよっと。

『第三戦のゲームは《着ぐるみかくれんぼ》です!!』

視線を魔水晶(ラクリマ)ビジョンに向けると、すでに確定したゲーム名が表示されていた。だけど今回のゲームは、今までよりも内容が予測しやすそうな名前でよかったぁ。

『それでは、両チームプレイヤーの選択を行ってください。最初に言いました通り、すでにプレイヤーを担当した方は出ることはできません』

こちら側で残っているのは俺、レオン、ソフィアの三人。対して向こうはカグラさん、リオンさん、ユウカさんの三人か。

「みんなわかってると思うけど、この試合はスッゴイ重要だよ」

明らかに体に力が入っているのがわかるような動作を織り交ぜながらそう言ったのは天空の神様。その言葉に、全員が賛同するようにうなずく。

「ここを取れば二勝一敗で優勝にリーチをかけられる」
「でも、負けたら逆に王手をかけられちゃうよ」

ポニーテールとツインテールの少女二人がそう言う。勝てば相手に大きな
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