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魔法少女リリカルなのはStrikerS〜時を操る精霊龍を持つ青年の物語〜
第6話:再会と衝撃
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勝手に光太のデッキからカードの姿でミラダンテが現れた。

「お前は…!?」

『初めまして。私はミラダンテと申します。先程は私達を助けていただき、ありがとうございます』

 突然、カードの姿でミラダンテが現れたことに裕也は驚き、それを見たミラダンテは軽く挨拶をし、先程なのはから逃げていた光太を助けてくれたことにお礼をした。

「……礼なら良い。俺はただ親友を助けただけだ」

『それでも、ありがとうございます』

 再度礼を言うミラダンテ。
 それを見た裕也は面倒な奴だと、脳裏でそう思った。

「……それで、さっきの話の続きだが、どういうことか説明してくれるか?」

『……実は私達クリーチャーの存在は彼ら、時空管理局に知られてはならないのです』

「ん?どういうことだ?ミラダンテ?」
「……成る程。そう言うことか」

 ミラダンテの説明に光太はわからず、裕也はまるでわかったのか、納得した顔でそう言った。

「ん?どういうことだ?裕也?」
「光太、時空管理局はどういう組織だと思う?」
「ん?俺達のような困っている人々を助ける、“正義の味方”じゃないのか?」
「……確かに。時空管理局は“正義の味方”だ。だが、アイツらの“正義”は俺達が考えている“正義”とは違う!」
「えっ!?」
「アイツらの“正義”は人々を“不幸”にする“正義”だ!」
「!?裕也、それってまさか!?」

 その時、光太が口を動かすよりも早く、ガレージの中全体が揺れた。

「ッ、何だ!?」
「この衝撃、外からだ!光太!」
「!?何だって!?」

 裕也の言葉に光太は驚き、ガレージの異変に気づいた裕也は足を動かし、外に出た。

「裕也!」

 それを見た光太は裕也の後を追った。



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