燃え上がれガンプラ! 前編
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ミヤモト ユウ! 」
ワアアアアアアッ!!
「え〜と……ミヤモトさん。叫ぶのはいいけど、なんとか流って言うのは止めた方がいいと思うよ? 」
試合が終わって戻ると、同級生の友達に言われた。
「え?僕言ってたの!? 」
「う、うん。そりゃもうビシッと」
「ミヤモト…………道場の影響もあるかもしれないが、以後気をつけろ」
「は、はーい! 」
部長が一人納得してくれたおかげで怒られずには済んだけど、道場の影響は無いんだよね。
まあ、道場でも言いながら攻撃してるのは僕だけだけどね。普段はもちろんしないよ?
「やっぱり、昨日の影響なのかな? 」
昨日の出来事を振り返りながら、小さく呟く。
確かに、昨日やったガンプラバトルは面白かったなぁ。普通じゃ危ないから駄目って言われてる事も出来たし、思う存分全力で戦えたなぁ。
………………今日、もう一度お店に行ってみようかな?
ーーー−−
「……来ちゃった」
手にはガンプラとGPベースが握られており、昨日寄ったお店の目の前にいる。
「……あれ?あっ!昨日のお姉ちゃんだ! 」
「なに?……本当だ! 」
「へ? 」
「よう。昨日は見事なバトルだったぜ」
「ほら、そんな所で立ってないで入りな」
「は、はーい」
回りの人達に促されるように店の中に入る。すると、昨日の男の子が駆け寄ってきた。
「昨日はありがとうねお姉ちゃん!ガンプラを取り返してくれて! 」
「気にしなくていいよ!僕はいけないと思ったからやっただけだから! 」
「それでも、ありがとうねお姉ちゃん!あっ、そうだ!せっかくだし、バトルしようよ? 」
「いいよ!…………って、え?え、え〜と…………」
お父さんからは始めるのは駄目って言われたけど、ちょっとだけバトルをするぐらいならいいかな?
「……駄目なの? 」
「…………い、いいよ」
「やったー!じゃあ早速やろう! 」
男の子は走ってバトルシステムの方へと行き、GPベースをバトルシステムにセットする。
「コノエ ハルキ!ビギニングガンダム!行きます! 」
「ミヤモト ユウ!アストレイレッドフレーム フライトユニット!行くよ! 」
二機はバトルフィールドへと飛び立ち、コロニーの中へと降り立つ。
「行くよお姉ちゃん! 」
「いいよ! 」
ビギニングガンダムがビームライフルで攻撃しながら接近してきた。攻撃をシールドで防ぎながらガーベラストレートを抜刀し、ビギニングガンダムを迎え撃つ。
ビギニングガンダムはビームライフルを腰に装備し、ビームサーベル三本を右手の指で挟み、降り下ろしてきた。
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