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ヨハンだがこんな状況を覆す
ミゲルがまだ死なないぞ〜!
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か動かせなかっただろうな。そうだろうラミアス大尉?」

ラミアスの脳裏には、満足に動かせずキラに助けてもらった自分がいた。

 「えぇ、その通りです」

 「そして。そのMSに乗ってもらわなければ生きられない。不甲斐無い自分をまず知らねばな」

 「今度はフラガ大尉が乗られれば!」

 「おい無茶いうな。あの坊主が最適可したOSを見てないのか?」

 「MSはそんなひょいひょい乗り換えられん。それとあいつは子供で、能力は高いが人殺しの経験等ない。
 あの子供たちにある程度の配慮はしなければならん。軍人なら臨機応変に対応しろ」

ヨハンの言葉に、ナタルとラミアスは黙ってしまう。
ナタルはガチガチの軍人家系故に、思考が硬い。
戦場は生き物で、教科書どおりには進まないのだから。

 ヨハンはブリッジを後にした。

 「ヨハンさん。前に言っていた事、今になってわかりました」

 「そうか。恐らく敵はまた攻めてくる。そして、自分は人を生かすも殺すもできる。兵器に乗っている事を知るだろうな」
 「だが忘れるな。自分が一体何のために戦うのかをな」

キラから目線を切り、サイ達を見るヨハン。

 「君たちもキラにおんぶにだっこで良いのか?キラの帰る家。守らなくていいのか?」

子供たちには時間が必要だと考え、彼らの元を去り。格納庫のマードックに会いに行くヨハン。

 「おぉ、兄ちゃんか。それにしても凄いなこの機体」

 「まぁな。エネルギーの補給は?」

 「それは問題ない。だが兄ちゃん、一体どうやってこいつを?」

 「自分で作ったのさ」

精確にはFFでだが。ヨハンは少し笑いながら誇らしげにしていると。
マードックにガッシリと掴まれる。

 「え?」

 「なら兄ちゃんも整備出来るってことだな。よし人員確保だぞぉ!!」

 「「「うぉおお!!」」」

 「あ、ちょっと待てぇ!」


マードックにメビウス・ゼロ等の整備を手伝わされるのであった。


 「んで。兄ちゃん敵さんはまた来るのかい?」

 「あぁ、今度は確実に仕留められると思っている。武装を持ってな」

 「か〜っ!物資もロクにねぇってのに」

 「さっさと動いた方が賢明だろうな」

 「あぁ、俺もそう思うね」



 
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