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銀河英雄伝説〜新たなる潮流(エーリッヒ・ヴァレンシュタイン伝)
第百六十八話 陰謀家達
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れたかは分からない、オーベルシュタインか、内務省か……。そしてフェザーンは宮内省の協力者に協力を命じた。即ち近衛の取り込みと宮中内の警備の無力化だ。

つまり、オーベルシュタイン、内務省、フェザーンの協力体制が出来上がっているという事だ。軍事力はともかく、謀略では一筋縄ではいかない連中だ。俺はケスラーとキスリングの唖然とした表情を見ながら、いつの間にか自分が包囲されている事に気付いた……。



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