1章旧校舎のディアボロス
2話悪魔との邂逅
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ゆっくりと腕を下げて、その場で立ち上がって」
そして俺は言われるがままソファーから腰を上げた
「そして、その人物の一番強く見える姿を真似るの。強くよ?軽くじゃダメ」
なんてこった
周囲に人がいるのにこの歳でドラゴン波の真似をやらないといけないなんて、恥ずかしすぎんだろ!!
俺が目を閉じてるからって、誰も笑わない保障なんかないじょないか!
「ほら、早くなさい」
リアス先輩が再び急かす。
くそっ!!こうなりゃあヤケクソだ!!
やってやらぁ!!兵藤一誠、一世一代のドラゴン波だ!!
「ドラゴン波!」
俺は開いた両手を上下に合わせて前へ突き出す格好のまま、声を張り上げる
うわ、ついにやっちまったよ
「さあ、目を開けて。この魔力が漂う空間なら『神器』も容易に発現するはずだわ」
リアス先輩の言う通りに俺はゆっくりと目を開ける、するとそれも同時にカッ!と左腕が光り出す。
光は次第に形を成していき、左手を覆う。そして光が止んだ時、イッセーの左腕には赤色の籠手が装着されていた。手の甲には丸い宝玉がはめられていて、かなり凝った装飾が施されている。
は?なにこれ?
「な、なんじゃこりゃぁぁぁぁぁぁ!!!」
叫ぶ俺。当たり前だ!!いきなり左腕が光ったらなんかよくわからんモノが装着されていたんだぞ!!
うわぁ、マジでなんなのこれ?
「それが貴方の神器ね。堕天使ーーー天野夕麻はそれを危険視して貴方を殺したようね」
「あの、さっきから気になってるんですけど、俺なんで生きてるんですか?あの傷だと生き延びれるとは思わないんですけど?」
「そうね。人間の常識ならねーーー堕天使の光の槍に貫かれた貴方は出血の量が多くてあのままだと失血死するところだったの、その時に、隣にいる彼暁亜蓮君が貴方に応急処置を施してそのあと、私が貴方を悪魔にしたの。」
は?悪魔にした?
つまりは俺はアレンとリアス先輩に助けられたってのか?
それで生きてるのか?
「悪魔としてねーーーイッセー、貴方は私、リアス・グレモリーの眷属として生まれ変わったわ。私の下僕の悪魔として」
バッ!
その瞬間俺の背中から黒い翼が生えた
夕麻ちゃんとの翼とは違うコウモリのような翼
おいおい、マジかよ
「さて、次は暁亜蓮君ね。」
ッ!?
そうだった、俺の隣にいる暁亜蓮はなぜか悪魔のことを知っても、俺のように困惑しなかったし、何より致命傷だった俺の傷を応急処置したって言っていた
そして
リアス先輩たちの言うことは真実だといった根拠
それを知りたい
そして全員の視線を浴
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