『あの砂浜』
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昔よく歩いた砂浜。
其処には沢山思い出が詰まってた。
嬉しいことも悲しいことも...。
どんなときも其処は変わらず僕を包んでくれた場所。
潜って遊んでた頃、まだ幼くて、其れでも大人の醜さを知ってて...
知らないフリとかしてたんだ...。
そんな幼い僕にも意地やプライドは人一倍強く在った。
だからこそ僕は意地を貫いた。
こんな現実なんか必要ないって心の底から想った。
もう生きるのは嫌になった。
こんなことで大人に近付くなら、大人になんかなりたくないって心の底から想う。
僕の知る醜い大人なんかには絶対ならないって決めてある。
そんなあの頃と今じゃどう違う?
今あそこに立つ勇気は在る?
あの頃の僕に胸を張れる?
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