暁 〜小説投稿サイト〜
IS―インフィニット・ストラトス 最強に魅せられた少女
第15話 私、先生とガチバトルします。そして………
[3/4]
[8]
前話
[1]
次
[9]
前
最後
最初
を受け止め、血染紅葉で反撃、後退する先生に轟天の銃撃を加える。
「わっ!?ちょっ!?……ととと、
銃剣
(
バヨネット
)
ですか。」
「………いや、ていうか一撃くらいもらって下さいよ。」
ついついぼやいてしまう。二段構えの追撃を全てかわされ、はっきり言って自信がポッキリ折れそうだ。
こうなったら、使うか。ホントは学年別トーナメントまで隠しとくつもりだったけど、火ぃ着いちゃったし。
「………山田先生。」
「何でしょう?」
「本気で行きますよ。」
「………ッ!?」
山田先生が身構える。それと同時にスラスターを点火、瞬時加速を重ねてまさに矢のように突進する。リヴァイブの欠点は一撃の火力に乏しい事だ。つまり、
「なるほど、斥力バリアを前面に押し出しますか。」
前方に、水鏡を全力展開する。本来はエネルギーの消耗が激しいために、必要量だけを部分的に展開しているのだが、短期決戦でいく今回には関係ない。
迎撃の火箭が来るが、全て斥力バリアが弾いていく。先生はアサルトライフルじゃ抜けないと判断したのか、左手にグレネードランチャーを展開。三連射する。
「………ここっ!!」
そのタイミングで私は、今まで使わなかった肩パーツを起動する。三つの巨大な刃が機体から分離。スラスターも無しに飛んでいく。
推進機関に当たる部分にはうっすらと青白い燐光が見える。そう、斥力バリアだ。
これは斥力バリアとPICを組み合わせてコントロールする、新型のビット兵器だ。刃の側面にある溝の色から、それぞれ《クロガネ》《シロガネ》《アカガネ》と呼んでいる。
BTではなく、自律稼働型のAIによって飛行するために、自身も戦闘しながらの使用が可能だ。
その三基のブレードビットが、グレネード弾をそれぞれ切り裂く。と、同時に本体の斥力バリアを解除。出力をビットに回す。
先生の周囲に展開した三基のビットが、そのエネルギーを使って正にバリアの檻とでもいうべき物を作り、山田先生を閉じ込める。
「これで決める!!」
血染紅葉を振りかぶり、隠し機能を解放する。シールドエネルギー残量が凄まじい勢いで減少し、反対に血染紅葉の刀身の根本から、圧倒的なまでのエネルギーの奔流が噴き出す。
《血染紅葉・
落葉
(
らくよう
)
之型》
機体のエネルギーを血染紅葉に流し込み、過剰出力のエネルギーブレードとすることで、対戦相手のシールドエネルギーを一撃で削りきるという代物だ。
臨界までエネルギーを溜め込んだ真紅の刃は、エネルギーの回路を弄ったせいで、五本指の紅葉の葉の様に形成されている。
それを、身動きのとれない山田先生のラファール・リヴァイブに、思いっ切り振り下ろした。
ズギャアアァァァン
[8]
前話
[1]
次
[9]
前
最後
最初
※小説と話の評価する場合はログインしてください。
[5]
違反報告を行う
[6]
しおりを挿む
しおりを解除
[7]
小説案内ページ
[0]
目次に戻る
TOPに戻る
暁 〜小説投稿サイト〜
利用規約
/
プライバシーポリシー
利用マニュアル
/
ヘルプ
/
ガイドライン
お問い合わせ
2024 肥前のポチ