内部図解
コックピット
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した言いようがない。そこで今回は、最初期のMSであるザク・シリーズから最新鋭機に至るまでの様々なMS用コックピットとその変遷を紹介したいと思う。
??一年戦争〜コスモ・バビロニア建国戦争までのMS用コックピットの変遷??
古くはザクT、後にF型に代表されるザクUなどに採用されたのが、最初期の実践型MS用コックピットとして知られるモデルである。MSは基本的に一人乗りであるが、不要なパネル類が徹底的に廃止・統合が図られたほか、左右の操縦桿とフットペダルだけで殆どの動作を行えるようになっており(基本動作はコンピュータに一任される)、比較的簡素な動作で多様なアクションに対応できる。
??各戦乱期の代表的コックピットとモニターの進化??
初期のMS用コックピットの問題点は、視界にあったといっていい。MSのコックピットは基本的に胸部や腹部(まれに頭部)内に設置されているため防弾性こそ高いものの、内装型ゆえの視界の悪さと言う欠点があった。外部カメラによる視界は得られていたし、ディスプレイもパイロットの前でなく左右や上部に配置されていたが、ディスプレイ間の溝が死角になっている(ように思えた)など、隔靴掻痒の感は否めなかった。そこで、一年戦争末期からコックピットの内壁を360度スクリーンにする全天周囲モニターの開発が開始され、U.C.0080年代中盤には実用化されている。
■一年戦争期(第2期生産型)
一年戦争後期に公国軍で採用された共用コックピット(「統合整備計画」規格)で、一年戦争型としては最も完成度が高いと言われるモデル。前だけでなく左右と天井にワイド・ディスプレイを配し、広い視界を獲得した。また、直線的なデザインのため生産性も高い。
■グリプス戦役期
U.C.0080年代広範に勢力を問わず広範に使用されたコックピット(U.C.0084にアナハイム・エレクトロニクス社で開発されたJTS-17Fと呼ばれる仕様であろう)。理論上死角が存在しない全天周囲モニターと耐G機能を強化されたリニアシートが取り入れられた。
■シャアの反乱期
シャア・アズナブル指揮下のネオ・ジオンで使用された一般用コックピット。基本的な構成はグリプス期のものと同じだが、衝撃を受けたときにパイロットを保護するショックバルーンや頭部を固定する変形ヘッドレストなど、より高い安全性が確保されている。
補足事項
??脱出装置もかねるコックピット??
信じがたいことだが最初期型のMS−05やMS-06には脱出装置は装備されていなかった。開発段階では脱出装置の搭載は考えられていたが、重量やスペースの問題から見送られ、その怠慢は貴重なMSパイロットの生命によって埋め合わされることとなったのである。そこで、公国軍
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