暁 〜小説投稿サイト〜
魔法少女リリカルなのは innocent 〜海鳴に住む鬼〜
鬼、鍛練を積む
[5/6]

[8]前話 [1] [9] 最後 最初 [2]次話
の連携に馴れていない

以外なことに静は全く問題なく、支援中も自分への攻撃をうまくかわし安定した支援を続けて見せた

「まぁこの点については数をこなすしかないんだけどな……」

何か他にいい方法は……

「……そういえば、お前らモードチェンジは使えんのか?」

モードチェンジするとプレーヤーのデバイスが変形し長所をさらに伸ばしたり、今までと全く違う戦闘方法が出来たりする。例を挙げるとするならロケテスト第2位の"フェイト・テスタロッサ"なんかは自分のデバイスを杖・鎌・大剣の三つに変形させることが出来る

「一応……私と桜馬の二人は使えますが……実戦で試したことはありません」

「僕は使えません……」

「私も〜」

「そう言う先輩は使えるのか?」

「あぁ、一応な……つっても金棒で事足りてるからめったに使わないけどな」

ウチのチームでモードチェンジを使えるのは俺と宗輝、桜馬の三人か……

「参考までに、どんなモードチェンジか教えてくれないか」

もしかしたら、今の問題点を改善する事が出来るやもしれん

「宗輝のモードチェンジはどんな感じだ?」

「私のモードチェンジは大弓ですね……字の如く自分の身長と同じ位の大きな弓です。見た目はこんな感じです」

宗輝はモードチェンジしたアバターカードを見せた。身の丈程の白い大弓を持っている……弓のデザインも変わっており、弓の反り返っている部分……リムという所が翼を広げているようなデザインになっている。また、翼に添うような形で金色の装飾が施されている

「この形態だと、砲撃などは撃ちやすくなるのですが……その分身動きがとれなくなります」

移動小銃から固定砲台になったわけだ……

「うまく使い分ければ、宗輝の問題点は解決しそうだな……」

問題はその使い分けをどうするかだが……

「桜馬はどんな感じだ?」

「ワシのモードチェンジは斧がデッカイ盾になるの……見た目はこんな感じじゃ……」

桜馬のアバターカードを見ると、斧の左右の刃の部分が大きくなり。一つに合わさって大きな盾に変貌しているようだ。さっきの宗輝のモードチェンジと違って、桜馬のモードチェンジは短所を克服するものではなく。長所を伸ばすもののようだ

「攻撃スキルは使えんが、その分大抵の攻撃には耐えられると思う」

「これなら……本格的に防衛担当に向いているかもな……」

「幹ちゃん先輩のモードチェンジってどんなの〜?」

「ん?俺か?俺はな……」

俺はテーブルの上に"二枚"のカードを置いた

「先輩ってモードチェンジが二つあるんですか?」

「まぁな……どっちもあんま使わねぇけど……」

俺のモードチェンジは二つ。"棘付鉄球"と"拳鍔"だ…
[8]前話 [1] [9] 最後 最初 [2]次話


※小説と話の評価する場合はログインしてください。
[5]違反報告を行う
[6]しおりをはさむしおりを挿む
しおりを解除しおりを解除

[7]小説案内ページ

[0]目次に戻る

TOPに戻る


暁 〜小説投稿サイト〜
利用規約/プライバシーポリシー
利用マニュアル/ヘルプ/ガイドライン
お問い合わせ

2024 肥前のポチ