第九話 凄く真面目そうな人 ☆
[8]前話 [2]次話
第九話 凄く真面目そうな人
「まあ改めて紹介する」
ドイツはとりあえずイタリアを叱ってから彼に日本を紹介するのでした。
「これから同盟を組む予定の日本だ」
「はじめまして」
日本の方からもイタリアに挨拶をしてきた。
「はじめまして、イタリアです」
イタリアはドイツに殴られた後を我慢しながら日本に挨拶を返しました。
「ちゃおーーー」
(うわーーー、どうしよう)
それと同時に心の中で喋るのでした。
(日本って噂通りに真面目そうな人だなあ)
その落ち着いた外見を見て思うのでした。確かに凄く真面目そうな人です。
(変なこと言ったらまたドイツに怒られちゃうだろうなあ。うーーん、何て話し掛けようか)
そんなことを考えていたのですがここで。当の日本が声をかけてきました。
「あの、ええっと」
「何かな」
「私かねてから貴方の絵や文学に感銘を受けていました」
「ええっ!?」
これはイタリアにとって驚きでした。
「本当に!?」
「はい、正直今日御会いできて嬉しいです」
実はイタリアは戦争以外は結構できる子なのです。とにかく戦争以外は得意なのです。それで日本もイタリアに興味を持っていたのです。これはイタリアにとっては非常に嬉しい誤算でした。
「えへへ、嬉しいな。そういえば」
「はい」
二人はこのまま楽しい話に移ります。
「俺も日本の歴史大好きだよーーーー」
「ええっ!?」
今度は日本が驚く番でhした。
「新撰組とか白虎隊とか」
「本当ですか!?」
二人はこのまま非常にいいムードになっていきました。それを見てドイツは。
「何とか上手くやっていけそうだな」
ここでも気苦労ばかり気にするドイツでした。
第九話 完
2008・1・6
[8]前話 [2]次話
※小説と話の評価する場合はログインしてください。
[5]違反報告を行う
[6]しおりを挿む
[7]小説案内ページ
[0]目次に戻る
TOPに戻る
暁 〜小説投稿サイト〜
利用規約/プライバシーポリシー
利用マニュアル/ヘルプ/ガイドライン
お問い合わせ
2024 肥前のポチ