始まり
能力
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」
「にしても、どうして倒れていたの?」
「質問の前に名乗ったらどうですか? テーラさん」
「あ、そうね。私はテーラ。よろしくね。」
「よろしくお願いします……?」
蜜色の女性はテーラというらしい。上品。
「オレはシアン。よろしくな。」
「う、うん。よろしく。」
紺色の髪の男の子はシアンというらしい。シオンと似てるなー。
『シアンとかいう人、ナツキを助けてくれたのはいいけど、チャラそうでシオン苦手ー。』
「シオン……」
何いってんですか、シオン。
ちゃらそうなのは否定しないけどさ。
「で? どうして倒れてたんだ?」
「えっと、湖に行ったらホウオウにあって、力を授けるとか言われて……そこから記憶ないな……」
「あらま。そんな珍しいポケモンに……」
「そ〜言えば名前は?」
「ナツキ」
「そっか、よろしくな!」
「う、うん」
「二人で話しているところ悪いんだけど、どこに住んでいるの?」
『いや、むしろありがたいです。えーと、テーラだっけ?』
人の名前ぐらい覚えようよ、シオン。
あと、空気にしてゴメン。
「シオン……。住んでる……家出した。」
「家出!? 俺もしてんだ!」
うん、そこ元気に言うとこじゃない。絶対。
「じゃあ、家用意するわ。今日はここに泊まって。明日までに用意しとくから。」
明日までに家用意するって……
いろいろと大丈夫なのかな?
『ナーツーキー』
グイグイと袖を引っ張るシオン。
正直、袖が伸びるからどうにかしてほしい。
『ナーツーキィーあーそーぼー』
伸ばし過ぎ。普通に言ってくれ。
「分かった。えっと、テーラさん。」
「何かしら?」
「ここにポケモン遊ばせられるくらいの広さのある広場ってあります?」
「この家でたら、すぐ出していいわよ。無駄に広いしね」
マジですか。
連れてきたポケモン全て出しますか。あれ?何体いるんだろう……
「じゃあ、遊ばせていただきます。」
?外に出て?
「みんな出てきて!」
『やっと出れたー!』
『暇だったー』
『暑い。』
『ちょうどいいんじゃないの?』
『電気ー』
『ほしいー』
『ですー』
『日光浴!』
様々な感想をいい、出てくるポケモンたち。
ちなみに、上からヒトカゲのリザ、ファイアローのファイア、グレイシアのグレイ、リーフィアのフィア、ピカチュウのピカ、クラン、サンダースのサン、フシギダネのフリュイである。
まだまだポケモンいるよ?
それにしても、ピカ、クラン、サンの連携は仲良し三人組が作り出す技なんだろうか……。一匹一匹言って
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